東南アジアで一般的に食べられている野菜は、日本とは品種が異なるものが少なくありません。
例えばタイでは、ナスやキュウリ、カボチャなどは、日本のものとは見た目、味、食感が異なります。
また、ゴボウやシソのような日本料理でしか使われない野菜が買えるのは、ごく一部のスーパーに限られます。
今回は、そんな日本の食卓に並ぶような野菜をタイで販売、デリバリーサービスも展開している「OTENTO(お天道)」について紹介します。
OTENTOは2007年、農産物加工販売を行う株式会社和郷の関連会社として、タイに設立されました。
バナナの日本向け輸出事業からスタートし、現在ではトマトなどの農産物の販売事業も行っています。
バナナやトマトに関しては開発も手掛けていらっしゃいます。
日本スタイルの栽培管理技術を取り入れ、自然環境に優しい持続的な農業ビジネスを目指しているそうです。
OTENTOの野菜デリバリーは、特に昨今の外出自粛の流れから、日本人主婦を中心に人気が広がりました。
注文方法は、個別に野菜を選ぶのではなく、定額で旬の野菜が詰まった「野菜のセット」または「野菜と果物のセット」から選ぶ方式です。
Web上で住所や日時指定などを送信するのみで、とても簡単です。
単発の利用でもOKですし、注文時にメッセージ欄に記入することで定期購入も選択できます。
量が多いと感じる人は、同じ集合住宅に住む人と共同購入をしてもいいですね。
これまでは自社配送で、配送範囲が日本人の多く住むエリアに限られていましたが、最近ではそれ以外に住む人向けに宅配業者を利用した新たなサービスも始まり、ますます便利になっています。
通常のデリバリーですと、制服を着た自社スタッフが届けてくれます。
これまで何度か利用していますが、丁寧に受け渡ししてくれるだけでなく、遅れたこともありません。
今回注文したのは「野菜と果物のセット」。
中には新鮮な野菜がぎっしり。
これで送料込みで500バーツ(約1,650円)です。
量とクオリティ、重い野菜や果物を自宅まで運ぶ手間を考えるととてもお得です。
内容は選べませんが、その分毎回どんなものが入っているかワクワク感を楽しめるのも人気の理由の1つです。
並べてみると、ほとんどが日本のスーパーで見かける野菜と同じであることが分かるかと思います。
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