筆者に八珍湯(汤)の存在を教えてくれたのは、40代の女性。
その方の話を聞いてみると、20代、30代の若い女性の人たちも飲んでいることが判明!
なんと、それほど多くはないものの、10代の女の子の中にも飲んでいるという人がいるほど!
漢方なんて古臭いと思うのではなく、昔から伝わるありがたい知恵だという認識を持っている人が多いようです。
多くの人が勧めてくれるので、筆者も月に一度必ず飲むようにしています。
まず、鍋にお湯を沸かします。(お湯の量は適当でいいのだそう。)
お湯が沸いたら買ってきた八珍湯(汤)を全部入れて煮立たせます。
少し経つと、成分が滲み出てきて鍋に入れたお湯がこげ茶色になります。
そうしたら、鍋に入っている八珍湯(汤)を越し、こげ茶色のお湯だけを取り出します。
一度煮立たせた後は弱火にして、2時間ほど煮込みます。
取り出したお湯をそのまま飲むこともできますが、多くのローカルはこのこげ茶色のお湯に、豚肉か鶏肉を入れて煮込みます。
肉が柔らかくなったら食べ頃。
スープと肉を一緒に食べます。
これが一般的な作り方なのですが、肉を入れる時に八珍湯(汤)を取り出さず、ずっと煮込む人もいるそう。
出来上がった漢方スープの味は、少し苦く、強烈な香りがします。
個人的には「すごく美味しい!」と言えるものではないのですが、漢方の香りが健康に良さそうなので、嫌いではありません。
女性の体に良いと紹介しましたが、多くのローカルの家庭では夫婦で、また家族で一緒に食べているそうで、もちろん女性だけでなく男性にも親しまれています。
血を補う、弱った胃の調子を整えるなどの効果は、男性にも嬉しいですよね。
貧血や冷え性などの症状の改善のために、ローカルの知恵に頼ってみるのも面白いですね。
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