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【インドネシア】バリ島で噂の「24時間営業ドイツ料理店」とは?

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インドネシアの中で最も外国人観光客の多い場所といえば、やはりバリ島だ。

そしてバリ島の中心地は、レギャン通りである。
ここは同国最大の繁華街。
一方通行の道路を走る車列は、決して途切れることはない。

そんな中、旅行者からとくに人気を集めているドイツ料理店がある。

肉とビールで満腹ディナーを

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『MAMA’S German Restaurant(以下MAMA’S)』は、連日多くの利用客を集める飲食店である。

ここはレストランとパブが併設されているような感じの構造で、飲むことだけが目的の客にとっても何かと都合のいい店。
しかも24時間営業だ。
レギャン通りにおいても、1日中開いている店はそうそうない。

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店内はその看板通り、ドイツの農村部をイメージしたようなデザイン。
店員の制服もそれに準じている。
ドイツ料理と言えばソーセージ、ハム、ジャガイモだが、いざ注文してみるとメニューの写真以上にボリュームが多いことが分かる。

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本当に、異様なまでに大きく量が多いのだ。
この部分は強調しておくべきである。
自分は食いしん坊だからとたくさん注文してしまうと、あとで後悔する。

そして何と言っても、ビールである。
もっともこのMAMA’Sでも店の看板として押し出されている銘柄は、ビンタンやバリハイといった地元メーカーのもの。
筆者が取材に訪れた日は、バリハイがキャンペーンを行っていた。
ジョッキを2杯頼めばオリジナルグラスがもらえるというものだ。

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ただし、ここはイスラム教徒が大多数のインドネシア。
それに合わせた配慮も、ちゃんと行っている。

メニューを見てみると、それが豚由来のメニューかどうかがひと目で分かるようになっている。
ドイツ料理は豚肉を使ったものも多く、MAMA’Sでも豚は出される。
それ自体に問題はないが、代わりに細かい食材表示を求められている。

改善された治安

それにしても、レギャン通りは年々と治安が良くなっている。

数年前まで、バリではマジックマッシュルームが堂々と販売されていた。
それを看板に掲げる店もあったほどだ。
だから深夜のレギャン通りを歩くことは他人に勧められなかった。
しかし今ではマジックマッシュルームも麻薬に指定され、怪しい品物が表通りで売られることもなくなった。

もちろんその要素は、24時間営業店であるMAMA’Sの売上を左右するはずだ。

1日のどの時間帯に足を運んでも、ちょっとした肉パーティーを楽しめる店。
もしここでディナーに臨むなら、しっかり腹を空かせてから入店することをお勧めする。

【MAMA’S German Restaurant】
住所: Komplek Lawalon, Jalan Legian, Kuta, Legian, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80361 Indonesia
電話:+62 361 761151

この記事を書いた人(著者情報)

澤田真一

フリーライター、グラップラー。175センチ88キロ。ASEAN経済、テクノロジー関連情報などを各メディアで執筆。

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