2014年に京都で創業した牛カツ専門店、「牛カツ京都勝牛」。
国内では京都を中心に50店舗以上を展開しています。
海外では2016年に韓国に出店して以降、台湾、カナダ、香港と進出を拡げ、2022年8月19日に海外5ヶ国目となるタイ1号店をバンコクにオープンしました。
実はこれまでに牛カツを食べたことがなく、今回のオープンをとても楽しみにしていた筆者。
さっそく訪問してきたので、ご紹介します!
「牛カツ京都勝牛」がオープンしたのは、ショッピングの中心地であるサイアム。
若い人でいつも賑わう、活気のあるエリアです。
店舗は、若者向けのアパレルブランドやグルメブランドが多く入店する大型ショッピングモール「サイアムセンター」の2階にあります。
BTS(スカイトレイン)の駅と直結しており、立地は抜群。
店内は全てテーブル席で、白木を基調とした落ち着いた雰囲気です。
和傘やうちわのインテリアが日本らしさを感じさせます。
上の写真は入店後に撮ったものですが、平日の開店時間10分前に行くと、すでに8人がウェイティングリストに記入して待っていました。
開店して少したつとあっという間に店内は満席に。
客層は見たところ、タイ人が9割、その他は外国人のお客様です。
着席してテーブルの引き出しを開けると、割り箸やお手拭きなどが入っています。
汚れが付きにくく衛生的ですね。
最初に、冷たい緑茶がフリーで提供されます。
タイでは、ドリンクは有料なことが一般的なのでうれしいサービスです。
牛カツの部位はサーロイン、ロース、ヒレ、タン、和牛から選べます。
好みに合わせて複数がセットになったメニューも選択可能。
どれもおいしそうなのですが、今回は名物と書かれていた牛サーロインカツ膳を注文しました。
薬味はわさび、たれはだし醤油、山椒塩、牛カツソース、京カレーつけ汁の4種類も!
さらには京玉(半熟卵)、みぞれポン酢というたれも有料で追加できます。
1食で何通りも楽しめますね。
牛カツはキメの細かい衣に包まれており、サクッとした食感。
中はミディアムレアで、ひと口食べると牛肉のうま味が口いっぱいに広がります!
高温短時間で調理し、部位ごとに微調整することで、完璧なミディアムレアを実現しているのだそう。
もう少し火を通したい場合は、鉄板が別に準備されているので調節できます。
レアに抵抗がある人も安心ですね。
周囲を見ていると、多くの方が楽しそうに焼いていらっしゃいました。
たれと薬味を全て食べ比べしてみたところ、個人的にはわさびとだし醤油での食べ方が特に気に入りました。
牛カツとたっぷりのわさびとの相性がとても良いです。
ご飯の量は、他の日系飲食店と比較するとやや少なめです。
タイの1食は少なめ(※)なので、この辺りはローカライズされているようです。
ただ、LINEの友だち追加をすると、ご飯とみそ汁は無料でお替りできるので問題ありません。
(※)タイでは間食をよくする傾向にあるため、1食の量が少なめです。そのため、日本人がタイで食事をすると少なく感じることがあります。
タイでは現在、牛カツ専門店はほとんどなく、牛カツ自体がまだ珍しい存在です。
オープンから1ヶ月もたっていませんが、多くのお客様が途切れず来店しているのを目にし、牛カツへの関心の高さがうかがえました。
タイでの今後の展開がとても楽しみです!
■牛カツ京都勝牛 サイアム・センター店
住所:room 201, 2F. Siam Center, 979 Rama 1 Rd., Pathumwan, Bangkok
電話:+66-98-669-3182
営業時間:11:00~22:00(LO.21:30)
URL(日本):https://gyukatsu-kyotokatsugyu.com/
Facebook:https://www.facebook.com/GyukatsuKyotoKatsugyuThailand
※1タイバーツ=約3.9円で換算
※別途、消費税7%とサービス料10%が加算されます
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介