暑い時期には40度を超える日も珍しくないこの国では、水分補給が命です。
直射日光でじりじりと焼けた体をクールダウンし、冷たい水を補給できるコンビニは、まさに砂漠のオアシス。
そして、地元の市場が苦手な外国人にとっても、涼しくて、清潔で、値札が付いていて、店員さんも英語が喋れたりするコンビニは、また違った意味で砂漠のオアシスかもしれません。
カンボジアにはセブンイレブンやファミリーマートなどの日系のコンビニはまだ参入しておらず、カンボジアブランド、もしくは個人経営のコンビニが主流です。
今回は、プノンペンで展開しているコンビニを幾つかご紹介します。
1997年、石油大手のカルテックスがガソリンスタンド内にオープンさせたStar MART。
これがガソリンスタンド併設型コンビニのモデルケースとなり、カンボジアの標準スタイルとなりました。
その特徴は、店内の一角にカフェがあること。
カフェラテやカフェモカが$1~$2程度で楽しめます。
エスプレッソマシーンもあり、味も本格的。
店内は、学生とおじちゃんたちでいつでも満席です。
店内にはATMも設置されており、道路に面したATMより安心して利用できそうです。
Smileの特徴は、カンボジアでは珍しい24時間営業なところ。
場所によるのかもしれませんが、写真の通り輸入商品が多いな、というイメージで、スーパー並みに品揃えがいいです。
外にはテーブルとイスがあり、ビールとおつまみを買ったお兄さんたちが酒盛り中でした。
このコンビニはチェーン店ではなさそうですが、セントラルマーケットのすぐ近くに発見したので寄ってみました。
こじんまりとした店内は、いわゆるよく見かけるコンビニで、特に珍しいものはなさそうに見えましたが、意外にも冷蔵品コーナーの充実ぶりが魅力的でした。
チーズだけで何種類もあり、リンゴやサンドウィッチまで。
近くに住む外国人や、飲食店をターゲットにしていることが伺えます。
最後に、地元のコンビニ的な存在、ローカル商店をご紹介。
家の一階部分を開け放ち、所狭しと商品を並べています(若干道路にはみ出していることも・・・)。
目印は、オレンジ色の巨大クーラーボックス。
電気の供給が不安定なため、停電が多く、電気代も高いカンボジアでは、冷蔵庫よりもこのクーラーボックスが重宝されています。
氷水の中で、コーラやファンタがプカプカ浮かんでおり、
飲み物やお菓子だけでなく、日用品も置いてあります。
これぞ、ローカル版コンビニ。
暑い、いや、熱い季節には、是非砂漠のオアシスならぬコンビニへ駆け込みましょう!
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