コーヒーが有名なインドネシアですが、ただコーヒーを販売するだけでなく、コーヒー農園をツアーで見学できるケースも珍しくありません。
今回訪れたのは、バリ島の山間部・ウブド近郊の村、テガラランにある「Bali Pulina」というコーヒー農園。
ウブドやキンタマーニ地方といった山間部は、コーヒー農園が多く世界中のコーヒー好きが訪れます。
このBali Pulinaもまた、ただの農園ではなく観光客向けにアレンジされたユニークな農園だと言えるでしょう。
ウブドの中心地から少し車を走らせると、郊外にライステラスと呼ばれる棚田が目に入ります。
このライステラス周辺にはカフェやコーヒーショップが多く、コーヒー好きの観光客にとっては最高のエリアでしょう。
この自然豊かなエリアにBali Pulinaコーヒー農園はあります。
入り口では農園スタッフが出迎え、そのまま農園のガイドをしてくれます。
農園内にはコーヒー栽培に使われる機器や肥料、ジャコウネコの飼育場があり、農園スタッフが実際に道具の使い方や栽培期間などを教えてくれます(ガイドは基本的に英語かインドネシア語のみ)。
下の写真は、コーヒーを焙煎する様子をデモンストレーションしています。
一通り農園をまわった後に到着するのは、開放的なカフェスペース。
ここではウブドの広大なライステラスを眺めながら、実際に農園で栽培されているコーヒーを堪能できます。
Bali Pulinaのカフェで驚きなのは、ルアックコーヒー以外の種類のコーヒーを無料で飲み比べできるということ。
ジンジャーコーヒーやバニラコーヒー、バリコーヒーなどコーヒーと紅茶合わせて全8種類を味わえます。
無料飲み比べにルアックコーヒーは含まれていませんが、追加で400円程度を支払えば注文することが可能です。
ルアックコーヒーをこの低価格で堪能できる機会はそう多くありませんので、ぜひ頼まれてはいかがでしょうか。
今後インドネシアでは、さらなる観光ビジネスの発展を目指し、コーヒー農園ツアーが増えるでしょう。
今までは従業員しか足を踏み入れることのなかった農園に、大挙して観光客が訪れることが考えられます。
コーヒーの名産地インドネシアでビジネスを始めるなら、農園と手を組んだカフェやツアーを検討してみても良いかもしれませんね。
■Bali Pulina
住所:Jln.raya pujung kelod, Desa Sebatu, Tegallalang, Gianyar, Bali
電話:0361 901 728
営業時間:8:00~19:00
URL:https://balipulina.com/
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