その問題は多岐に渡るが、概ね主要なもので言えば
といった点が上げられている。
上記の中でも特に目を引くのがやはり「トイレ」や「食事」に関する項目だ。
確かに、生産ラインがフル稼働している最中に労働者がトイレに立つことで穴が開くのは経営者としては快く思えるはずが無い。
しかし、不測の事態に備えてその分の人員を補充していないのは企業側の怠慢であると労働者側は主張しているようだ。
食事に関しても労働者にとっては非常に重要な問題である。
費用の関係からベトナムでは工場を郊外に建設する事が多いため、その周りには食事をする店が非常に少ない。
そのため、工場で支給される食事は労働者の唯一の楽しみであると言える。
その点を疎かにすると、労働者は大きな不満を感じるようだ。
文化風習が全く異なる海外で、しかも社会の仕組みが根本から異なる社会主義国で外国人と働くのだから、そこに問題が起きないわけが無い。
しかし、たとえ問題が起きようとそれを軽減する事は必ずできるはずだ。
日本のイメージをよりよく維持するためにも、日系企業の皆さまには労働者の目線に立って、良好な関係を築く意識を持っていただきたい。
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