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『ベトナムフェスティバル2020-ベトナム・アジアの心』レポート!

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2020年11月7、8日の2日間、代々木公園イベント広場(東京都渋谷区)にて、「ベトナムフェスティバル2020-ベトナム・アジアの心」が開催されました。
当初5月中旬に開催予定だった同フェスティバルですが、新型コロナウイルスの影響で延期に……。今回は感染対策をしっかり行いつつ、満を持しての開催となりました。
筆者が訪れた初日の会場の様子などをお伝えいたします。

『ベトナムフェスティバル2020-ベトナム・アジアの心』について

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2008年から開催され、日越両国における文化交流の象徴的な祭典であり、ベトナム政府が海外で開催する唯一の公認交流イベントとして定着している「ベトナムフェスティバル」。
今回はそのベトナムフェスティバルをベースとしつつ、Withコロナ時代に対応した対策が取られている新しいイベントです。

年はサブタイトルを『ベトナム・アジアの心』としています。
そのサブタイトルには、新型コロナ禍で次々とイベントが中止される中、日本とアジアとの交流再開を後押しする“Go toフェスティバル!”となるように想いが込められていて、Withコロナの新しいスタイルのフェスティバルを目指し、開催されました。

新型コロナウイルス対策について

Withコロナの新しいスタイルの提唱ということもあり、入口からウイルス対策は万全。
会場では、2ヶ所の入場口で検温とアルコール消毒が行われ、ステージ周辺など、会場内でも「密」を避けるように工夫されていました。
ステージ前に設置された観客席は3名掛けで、両サイドに人が座るようになっており、椅子と椅子の間もしっかり距離が確保されていました。マスクを外しての声援は、当然、禁止です。

実際に会場で行われていた感染予防対策一覧
会場で行われていた感染予防対策に関する取り組み

飲食ブースの様子

11月7日、当日はあいにくの曇り空でしたが、時々晴れ間がのぞき、気温的にも心地よい、フェスティバル日和と言えそうな天候でした。

全部で40ほどのブースが展開されており、ベトナム料理をはじめ、タイ料理、中華料理など、アジア各国の料理や物販が展開されていました。

ベトナムフェスティバルということもあり、ベトナム料理のブース前には多くの来場者が列をなしていました。

ブース前
ベトナム料理ブース前には長い行列が!

列に並ぶとすぐに店員さんが注文を聞いてくれるのですが、料理を手に入れるまでに20~30分ほど待ち時間があるブースも!ベトナムの国民的ビール「333」を片手に、列に並ぶことにしました。

333
キンキンに冷えたビールを相棒に料理ができるのを待つ

熱々のベトナム料理を手に入れ、落ち着いて食べられるスペースを探していたのですが、ソーシャルディスタンスを保っている影響もあり、座って飲食ができる場所が限られていました。ようやく見つけた木陰で料理をいただくことに。

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左から、前列ベトナムお好み焼き、ブン・ボー・フエ、牛肉フォー、後列ブンチャ・ハノイ、揚げ春巻き

新型コロナウイルスの蔓延による渡航制限の影響でしばらく渡越できていない筆者ですが、久しぶりにベトナムの屋台で飲食しているような感覚を味わえました。

昨年の同フェスティバル来場者と比較し、今年は日本人が多い印象です。
これも海外渡航制限による影響と見受けられます。
筆者のように、ベトナムを恋しく思い来場された方もいらっしゃるかもしれません。

ステージの様子

ステージでは、開会式が終わると、ベトナムに関連するアーティストによるパフォーマンスが始まりました。

ベトナム語と日本語で演奏するロックバンドが登場。彼らは、アジア各地で現地語に翻訳した歌詞でライブを行っているそうです。
子どもたちによるダンスパフォーマンスは、かわいいと大好評でした。

昼過ぎには、フジテレビ発のアイドルグループ「アイドリング!!!」の元メンバーで、現在は女優として活躍されているフォンチーさんのジャンケンフォンがスタート。
勝つと豪華賞品をもらえるため、1戦ごとに一喜一憂があり、大盛り上がり!
筆者は早々に負けてしまいました。悔しい!来年こそは!と心に誓います。
ちなみに、フォンチーさんは昨年に引き続き、今年も総合司会兼ベトナムフェスティバル宣伝部部長を務めていらっしゃいます。

大人気企画!フォンチーのジャンケンフォン
大人気企画!「フォンチーのジャンケンフォン」

 

まとめ

新型コロナウイルスの影響で例年とは異なる時期に開催されたベトナムフェスティバルでしたが、約4万5000人が来場し、新型コロナ禍とは思えない大盛況でした。アジア各国との交流が難しいこの時期だからこそ、貴重な体験ができたと感じています。
来年は新型コロナウイルスが収束し、通常通りの時期に開催されることを願っています。
今から、来年以降のフェスティバルに期待が膨らみます。

この記事を書いた人(著者情報)

rin

教えてASEAN編集部として日々経営者の方にインタビューさせていただいております!

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