コロナウイルスのクラスターが発生したと考えられているモスク。
今なおモスクなどの宗教施設でお祈りのために集まることは、許可されていません。
また、断食月明けに自宅を開放してお客様を招くことから「オープンハウス」と言われるお祝いなど、これらの宗教活動も認められていません。
大学などの高等教育機関を含め、学校も引き続き休校です。
学生はオンライン授業などで勉強をしているようです。
海外からマレーシアへの入国、人が集まるような場所の営業再開もまだ禁止されています。
具体的には映画館、カラオケ、娯楽施設、リフレクソロジー施設、テーマパーク、断食月バザールや展示会などです。
公共の交通機関を利用する際は、鼻と口が隠れるマスクの着用、手指消毒液の携行を推奨されています。
前述のように州をまたぐ移動はまだ許可されていないため、旅行はもちろん、実家への帰省もできません。
なお、規制前に実家に行って自宅に戻れていない人、仕事で州外に行く必要がある人は、州をまたぐ移動が認められています。
やむを得ず州外の移動をする際は、事前に、最寄りの警察署に相談した方が良いようです。
週に1度スーパーで買い物をする以外には、一切家から出ない生活が約2ヶ月過ぎようとしています。
美容院が開いていないため、髪が短い人は「そろそろ切りたい」と思っている人も多いようです。
5月7日現在、新規感染者は45人(編集部注:5月14日時点で新規感染者は37人)と大分減ってはきましたが、こんなに規制していても日々感染者が出ることにコロナウイルスの怖さを感じます。
残念ながら活動制限令中には、多くの人が規則を破り捕まったというニュースが流れていました。
国民の生活を守るため、マレーシア政府は官僚の給料を数ヶ月分カットし、電気代を半年間半額やマレーシア国民の一部の家賃を負担しています。
また、街には警察や軍隊が配置され、国民の安全を守っています。
少しは規制が緩和された外出制限令ですが、まだまだ多くの制限が残っているため、友人や家族と店内で食事を楽しめるようになるのは当分時間がかかりそうです。
今後もマレーシア政府の発表に従い、自粛に努めなければなりません。
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