※本記事は2020年7月20日時点での情報です。
海外で事業を開始する際に欠かせない法人設立。
役所などの所定機関に赴いて事業登録を行いますが、近年ではオンラインで申請することができます。
ASEANの1つ、カンボジアでは新型コロナウイルス拡大の影響もあり、6月15日からオンラインで事業登録が可能になりました。
前述したとおり、カンボジア政府は事業登録に関するオンラインシステムをリニューアルし、6月15日より新しいオンライン事業登録システムを始動しました。
このシステムには複数の関係省庁のプラットフォームを自動的につなぐデータ交換プラットフォームが備わっており、カンボジア政府初の省庁間連携システムです。
カンボジアで法人設立をする際は、商業省や租税総局、労働職業訓練省に登録が必要です。
従来は、商業省への商業登記手続きのみオンライン上で行うことが可能でしたが、今回のリニューアルにより、租税総局の税務登録、労働職業訓練省への労務登録もできるようになりました。
申請書の提出、法人設立証明書、税務登録証明書、その他、全ての書類がオンライン上で処理されます。
加えて、登録料が50%以上削減され、登録までの期間も従来の1ヶ月から最長8日間と大幅に短縮されました。
手続きにかかる時間とコストが大幅に削減され、登録後は納税書類なども発行できます。
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