【カンボジア】プノンペンのコスプレカフェ＆バー「PNH48」日本人マネジャーにインタビュー（前編）

高級コンドミニアムやホテルが立ち並び、外国人や現地富裕層が多く住むプノンペン・ボンケンコンエリアの一角。

セーラームーンの格好をしたマネキンのお姉さんが出迎えてくれる、ひときわ異彩を放つお店があります。

ピンク色の看板に書かれた店名は「PNH48」。
2019年3月にオープンしたコスプレカフェ＆バーです。

カンボジアでは、2012年頃から年に数回コスプレイベントが開催されるようになり、一部の層にはコスプレ文化が浸透しつつあります。

コスプレを本格的に楽しめる飲食店としては国内初となる「PNH48」。
どのようなお店なのでしょうか？

ジェネラルマネジャーの山浦由登さんに、お話を伺うことができました。

コスプレ女子と交流しつつ、自らコスプレを楽しめるカフェ＆バー

早速店内に入ってみると、にこやかな女性スタッフ5名が迎えてくれました。

左右の壁には人気アニメのポスターや、店内で撮影されたコスプレ写真が所狭しと貼られています。
左側のラックには、アニメキャラクターの衣装とカラフルなウィッグがずらりと並び、コスプレイヤーにとっては夢のような空間です。

「ドリンクを飲みながら、スタッフとのおしゃべりを楽しんでいただける場となっています。
また、衣装レンタルも行っていますので、お客様ご自身がコスプレをしてステージで写真撮影をしていただくこともできます」

基本の料金システムは、1時間ごとにテーブルチャージ＄1（約108円）と、ドリンクまたはフードを1品注文するスタイル。
その他、体験型のオプションメニューも充実しています。

■基本メニュー
・チャージ料金：＄1（約108円）/1時間＋1ドリンクまたはフード1品
・延長：＄1（約108円）/1時間＋1ドリンクまたはフード1品
・スタッフへのドリンクチャージ（ソフトドリンクのみ）：一律＄2（約216円）

■オプションメニュー
・レンタル衣装：＄5（約540円）
・ペンライト：＄3（約324円）
・ステージでの写真撮影：＄5（約540円）
・スタッフとのチェキによる写真撮影：＄5（約540円）
※自身のカメラによるスタッフとの撮影は不可

ドリンクはコーヒー、紅茶、ソフトドリンクの他、ビール、各種カクテル、焼酎、日本酒などアルコールメニューも豊富にそろっています。
フードメニューには「筋斗雲（綿あめ、『ドラゴンボール』）」、「一楽（焼きそば、『NARUTO -ナルト-』）」、「放課後ティータイム（アイスクリーム、『けいおん!!』）」といったアニメファンなら、思わず頼みたくなる名前が。

「メニュー名は、アニメの中に出てくるアイテムや店名、アイドルソングのタイトルなどから付けました。
いずれもメニューから連想される名前になっています」