弊社では主にPR系の映像制作を行なっているのですが、ベトナム人スタッフもディレクターとして映像を作ってもらっています。
あくまで私見ですが、良くも悪くもベトナム人の皆さんは決断が早く、深く考える時間をあまり取らずに次に進んでいきます。
最初の頃、そういった特徴に少し苦労したことがありました。
映像制作は、とても細かい作業だと私は思っています。
撮影の時は、編集のことを考えて、画角や色、光などを調整し、なるべくブレないように、ベストなタイミングを辛抱強く待ち、撮影していきます。
編集の時は、全体の構成を考えて、序盤、中盤、終盤を一つ一つ組み立て、見る人を飽きさせないよう意識して作っていきます。
案件にもよりますが、3分から5分の完成動画には、それらすべてが詰まった集大成で、何か一つでも違和感を感じる部分があれば、すべてが台無しになっていきます。
そうした細かな配慮が必要な制作過程で、当時、大事なところで映像がブレていたり、白とびや黒つぶれしていたり、また編集では、完成後チェックすると1フレームだけ別の映像が一瞬映り込んでいるとか、音楽と画のタイミングが若干ズレているなどなど、もう少し、注意を払って、チェックすれば気付けるところを、「まーこれで十分だ」とゴーサインをすぐに出してしまう傾向がありました。
そうした部分をしつこいほど指摘していきました。
叱るとか注意をするのではなく、なぜそうした方が良いかをとにかく言い続けました。
まだ粗い部分はありますが、少しずつ気付き始め、今では以前に比べて、随分分かってくれるようになりました。
すべては、心地よくて飽きさせない動画を作るためです。
私は、「日本人なんだぞ!」という肩書きだけで勝負していこうと思っていません。
それよりも「自分に何ができるのか」というところを意識して仕事をしています。
ベトナムは、本当に若い人たちが多いです。
町を歩けば子供で溢れています。
若い人たちは、好奇心が強く、新しいことをすぐに吸収し、自分のものにし、また新しいことをやろうとしていきます。
常に成長し続けています。
そういったエネルギッシュなベトナム人の皆さんと同じスタートラインに立って勝負していかないといけません。
自分に何ができるか、どうしたらこの激動の東南アジアで生き残れるか、その部分を少しでも意識しながらビジネスしていってほしいと思います。
撮影中のジーコ氏の仕事を見学して場の雰囲気作りも自然な流れの中で要点を押さえている感じがしました。
ベトナム人スタッフ、お客さんをジーコワールドにどんどん巻き込んでいきます。
だからこそベトナム人や日本人だけでなく、様々な国籍の人に愛され、仕事を頂いているのだと感じました。
作る映像も写真も国境を飛び越えて感動を与えることができる、ダナンの誇るハイパーメディアクリエイターなのです。
ハネムーンや記念旅行、今後東南アジアで飲食店等お仕事をはじめたい!という方は是非、ジーコ氏による撮影を依頼されてみてはいかがでしょうか。
■B PRODUCTIONS(ビープロダクションズ)
住所:362 đường 2/9, Phường Hòa Cường Bắc, Quận Hải Châu, Đà Nẵng, Việt Nam
TEL:+84 93 821 8891
1枚目、4枚目画像:B PRPDUCTIONS
http://www.bprovn.com/
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介