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しゃぶしゃぶ食べ放題の大繁盛店「東屋」、 富裕層のインドネシア人にも人気急上昇!

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鹿児島牛を一頭買いし、仕入れコストを削減することで、日本産A5和牛のしゃぶしゃぶ食べ放題をプロモーション価格として半額の65 シンガポールドル(約5100 円)、豚肉のしゃぶしゃぶ食べ放題を1人24 シンガポールドル(約1900 円)から提供。鹿児島の黒毛和牛の最高級A5等級を一頭買いし、リーズナブルに提供するしゃぶしゃぶ食べ放題の店として知られる「東屋(Azumaya)」がシンガポールの繁華街ロバートソンキーに1号店を開業して、3年が過ぎました。

ロバートソンキーはシンガポール川沿いのナイトスポットの一角で、洗練された各国料理のレストランがひしめき合う激戦区。実はこの東屋の1号店は、このビルの飲食店街の中で売上高ナンバーワンを誇っているのだといいます。

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東屋は、ロバートソンキーの他に、繁華街オーチャード、金融街のフードコートにも出店し、店舗数を着実に広げています。和牛の仕入れ価格が高騰していますが「お客様の要望にはできる限り応えられる店であり続けたい」と全体の事業を統括しながら、1号店の店長を兼務する増井涼太さん。今日も現場の最前線に立つ名物店長に、原点である1号店の現状をお話いただきました。

増井涼太さん
増井涼太さん

ー開業からずっと右肩上がりですか。

いえいえ。1年目の売上は絶好調でしたが、2年目には激減してしまいました。2年目には店の前の川沿いの通路の工事が8カ月ぐらい続いて、人の流れが止まってしまったんです。具体的な数字を言うのは控えますけど、1年目の数値を100としたら、2年目は70になってしまったという感じで。「うちは良いモノを安く提供しているから、お客さんが来てくれるだろう」と、あぐらをかいていたことに気がつきました。3年目となった今では、お客様の満足度を高めて店の経営を安定させることに重点を置いています。

—具体的にはどんなことを実践していますか。

実際に店で定期的にしゃぶしゃぶを食べて、お客様の視点、目線で思考するようにしています。薬味の数を豊富に増やしてバイキング形式でお客様ご自身が好きなものを好きなだけ選んで取って頂けるようにしていますし、締めに日本の味のカレーを無料で自由に食べていただけるようにして、お客様の選択肢を広げ、楽しい食事体験をご提供するように心がけています。日本でもこのような手法で、不採算店を繁盛店にした経験があります。先日から野菜のおかわりをお客様が自由に取りに行って選べるように、野菜の鮮度を保てる冷蔵システム機を導入しました。このように野菜やアイスクリームなどデザートの種類を増やして欲しい、といった声にも応えていきたいですし、日本人以外のお客様にも、しゃぶしゃぶの美味しい食べ方を簡単に理解してもらえるような説明型のチラシなどを作成しなければならないと考えています。

—客層の比率は。日本人が多いのでしょうか。

半々ですね。平日は特に、シンガポール人のお客様が多いですよ。豚肉と牛肉のしゃぶしゃぶの注文比率は3対7ぐらいですかね。来客数は1日あたりで平日は100人。金〜日の週末は150人ほどで推移しています。1日で250人に上る日もありますよ。

この記事を書いた人(著者情報)

suzumaru

マレーシアとシンガポール、たまに日本を行ったり来たり。

街をウロウロするのが好きですが、すぐに迷ってしまいます。「無計画」「無駄」「回り道」で発見したできごとをレポートしてまいります。

 

 

 

 

 

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