こんにちは。
教えてASEAN、看板娘シリーズです!
今回は、南烏山(東京都世田谷区)にある「スマイル タイランド」からタイ出身のナッティーさんをご紹介いたします。
「スマイル タイランド」は株式会社A OPENが展開するタイ料理専門店。
ナッティーさんの働く世田谷店は、調理している様子を客席から見られるオープンキッチンです。
タイ人のシェフが、腕を振るっている姿を間近で見られます!
少しトーンを落とした照明が大人な雰囲気を醸し出しています。
【Profile】
ユピン オオサワさん。
1992年6月20日生まれ。
ニックネームはナッティーさん。
ナッティーというニックネームは、生まれた時に両親が付けてくれたもので、「美しい女性」という意味が込められているそうです。
20世紀初頭に中国からタイの最北部・チェンライに移住してきたアカ族という少数民族の出身です。
ラオスやミャンマーと国境を接するチェンライは、広大な茶畑があることでも有名で、ナッティーさんも日本に来る前は、家族が経営するお茶の工場で働いていたとのこと。
まずは、ナッティーさんのお仕事姿から!
【Official】
~現在の業務内容を教えてください~
ホールでの接客がメインです。忙しいときは、キッチンのサポートも行っています。
~働いていて楽しいこと・大変なことは何ですか~
毎日が本当に楽しくて、大変と感じることはありません。
当店にはタイに住んでいたことがある、仕事で駐在していたなど、タイと深い関わりを持つ日本人の方がよく来店してくれます。タイ語をしゃべることができる方も多くて、時々、タイの話で盛り上がることも。そういう時は本当に楽しいです。
また、タイ語の勉強を目的に、私たちタイ人スタッフと会話しに来店される方もいて、タイ語で「これおいしいですね」といってくださると本当にうれしくなります。
お客様からスタッフやお店の問題点をご指摘いただくこともあります。そういうときは「もっとお客様から喜んでいただこう」と思い、よりやる気になります。
~外国人スタッフの日本語力などについても、指摘があったりするのでしょうか?~
そうですね、たまにあります。
日本語力を上げるために、私はカラオケで勉強をしています。画面にはふりがな付きの歌詞が表示されますので、難しい日本語も歌いながら楽しく覚えられるのです。Kiroro(キロロ)という女性二人組の曲が好きでよく歌いますよ。
~将来の夢を教えてください~
アカ族の民族料理や雑貨、服を日本で販売したいです。日本では、アカ族と言われても分からない人がほとんどだと思います。現在でも少数民族ならではの伝統や文化を大事にしていて、料理では山岳に生えている山菜をよく使用します。一方、伝統的な柄を施した赤を基調とする刺繍は、タイのお土産として有名なので知っている人も多いのではないでしょうか。もっと日本の方にアカ族のことを知ってもらえるように、広めていきたいです。
~これから日本の飲食店で働く外国人の方にアドバイスをお願いします~
来日を希望しているタイ人の方はたくさんいます。しかし、日本に来た後しっかりと日本語を勉強しない方が多いです。日本に来てもろくに日本語を勉強しないという、生半可な気持ちでは苦労するだけです。一生懸命勉強すれば、生活も楽になります。
お客様からのマイナス評価が、やる気につながるというナッティーさん。
そのモチベーションでどんどんたくさんのお客様を虜にしていってほしいですね!
次のページではナッティーさんのプライベートを紹介します!
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