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「下町天丼 秋光」TOP INTERVIEW

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老舗の味を守り続けながらの新たな挑戦

ー 明治22年から続く浅草老舗の系譜を継ぐ、人気の天ぷら店「下町天丼 秋光」。谷原社長が飲食業界に足を踏み入れるきっかけとは?
高校卒業後の18歳の時に、「まかないに天丼を食べられること」と「時給が高額だったこと」に魅力を感じて、軽い気持ちで老舗の天丼屋でアルバイトを始めました。25歳の時、それまでは世襲制だった老舗店だったのですが、外部の人間として初めて店主(5代目)を襲名しました。それから34歳まで9年間、老舗ののれんを守り続けてきました。

ー 老舗の店主を任されるなんてすごいですね。順風満帆だったのではと思いますが、そんな中、なぜ独立を?
順風満帆ではあったのですが、徐々に自分の店を持ちたいと考えるようになっていました。老舗店の店主をしていた33歳のころ、ある投資家の方から「マレーシアの天丼フェアに出店しないか」というお誘いをいただきました。2015年1月に開催された、そのマレーシアのフェアに出店。おかげさまで大盛況でした。この成功による達成感は自分の中で強く印象に残り、もっと海外に挑戦したいという気持ちが大きくなりました。それには独立することが近道だと考えるようになっていきました。

五代目天丼 2500円
五代目天丼 2500円

 

海外出店の達成感が忘れられず…

ー 独立までの経緯を教えてください。
上記のマレーシアでのフェアに出店後、海外に挑戦するためにまずは国内で独立することに力を注ぎました。ちょうど、良い物件が見つかり、銀行からの融資も受けることができたため、慌ただしくはありましたが、2015年3月に浅草に「下町天丼 秋光」をオープンさせました。

ー その後、念願の海外出店を果たすわけですね。海外進出に対する不安はありませんでしたか?
実は前述したマレーシアでのフェアに出店した際、現地の材料で満足のいく天ぷらを揚げられるようになるまでに、何度も試作を繰り返しました。開催前日になって、ようやく満足のいく天ぷらが完成したのです。無事にフェアに間に合うのかドキドキでした。幸いフェアで、当店の天ぷらは大好評。その時の経験があったので、何とかなるという想いがありました。

下町天丼 秋光 浅草本店
下町天丼 秋光 浅草本店
この記事を書いた人(著者情報)

rin

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