海外進出の魅力

ー　オープンしてからはいかがですか？
おかげさまでオープンから売上は好調でした。お客様比率としては日本人のお客様7割、ローカルのお客様3割ですね。日本人のお客様には「日本で食べる焼鳥よりおいしい」と、ローカルの方には「日本の野菜を使った天ぷらってこういう味なんだね！」と言っていただき、出店した醍醐味を感じています。新型コロナが蔓延してからは、日本人駐在員が帰国していることもあり、ローカル比率が上昇しています。

―　新型コロナウイルスによる売上への影響はいかがですか？
売上は前年同月比70%ほどになりました。マレーシアでは、店内飲食が禁止されたり、緩和されたり、状況が細かく変化しています。新型コロナの流行前より行っていたデリバリー事業に加え、精肉や野菜などの日本食材を宅配するサービスを開始し、在住日本人のお客様にご好評いただきました。

ー　海外進出を検討している飲食店経営者様にアドバイスをお願いします。
日本で飲食店を経営していた感覚のままで進出をしないことですね。日本からその国に進出させていただいている立場なので、ローカル目線で店舗経営をするべきだと思います。現地に合わせたオペレーションに、柔軟に対応することが必要です。

「MAKI Japanese Restaurant」の今後の展開・夢とは

ー　今後の展開についてお伺いできますか？
1店舗目出店当初は、2年ごとに新店オープンを構想していました。しかし、新型コロナウイルスの影響により店内飲食が規制されている時期もあったので、現在はお弁当のテイクアウトやデリバリーに特化した飲食店を展開していく構想にシフトしています。

ー　最後に夢を教えてください！
民族問わず、世界の人たちに日本食を食べていただくことです。まずは隣国であるインドネシアやタイの他、ミャンマーなどで展開していきます。

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