ー 現在、飲食店では「ガパオ食堂」3店舗に加え、寿司酒場「おもてなし」、CLUB・CAFE「ZERO」の計5店舗を運営されています。いずれも渋谷(東京都渋谷区)周辺ですね。
賃料・客層・立地の全ての条件が私の考えと一致する場所が、渋谷周辺だからです。「青山ガパオ食堂」は「おもてなし」と同じビルの1階と地下階で、「ZERO」は歩いて30秒という位置関係です。ガパオで飲食した後、深夜はZEROで遊ぶといったお客様も多くいらっしゃいます。
― お店を経営する上で、意識していることはありますか?
そうですね。店長クラス以上には「企画」「運営」などある程度の裁量権を持たせています。自分の考えたことが店の売り上げなどに反映されると、スタッフのやる気につながるのです。売り上げアップにもなるので、相乗効果が期待できると考えています。もちろん、最終的には私の判断もありますが、基本的には私は経営、店長は店の企画や運営がメインです。
ー コラボレーションを行っているとも伺ったのですが。
コラボレーションに関しては、まさに”自由な社風”がうまく生かされた結果かと思っています。先に話した通り、弊社では店長クラス以上には、ある程度の裁量権を持たせていますので、自分が興味を持つことと店舗運営を絡めた企画を実現できます。例えば、お店で各テーブルに置いてある七味唐辛子は長野県にある老舗「八幡屋礒五郎」とのコラボレーション。制服として使用しているTシャツは、山下陽光氏が手掛けるブランド「途中でやめる」とのコラボレーションで、ガパオ食堂の統括部長の高橋が立案して実現した企画です。
ー 今後の展開を教えてください。
まずは、「ガパオ食堂」をさらに多店舗展開していきたいです。都内はもちろんですが、初代店長が住んでいる沖縄宮古島など、いろいろな場所が候補に挙がっています。そして「食堂」スタイルだけでなく、「屋台」「ラウンジ」「カレースタンド」など、さまざまなスタイルで展開できたらと考えています。
ー 目標・夢を伺えますか?
「みんなでハッピーに会社を大きくし、日本一のタイ料理店を増やしていくこと」です。
そのために「休み」や「お給料」だけでなく、勤務時間や休憩時間の合理化など、飲食業界が抱える、当たり前になってしまっている問題に目を向け、改善の一手を打てたらと思っています。
また、個々に裁量権を持たせることと同時に、「責任感とは何か」といったことを考えてもらえるような職場環境を整えたいです。仕事に対する充実感・達成感を味わってもらうことにより、皆が幸せで充実した日々を過ごせるようにしたいです。
店舗名 | 恵比寿 ガパオ食堂 |
---|---|
業態 | タイ料理店 |
店舗住所 | 東京都渋谷区恵比寿南2-1-1 恵比寿大森ビル2F |
電話番号 | 03-3712-0222 |
営業時間 | ランチ11:30~15:00(L.O.14:30)、ディナー18:00~23:30(L.O.22:30) |
定休日 | なし |
URL | http://www.gapao-shokudo.com/ |
MAP | |
備考 | 他店舗国内 2店舗 |
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