ー インドネシアの「大東京酒場」はどのような経緯で出店されたのですか?
2013年、インドネシアで行われた2週間のテストキッチン事業に参加しました。
そこで、既にインドネシアで「キラキラ銀座」「割烹 呑」「ラーメン38」などの飲食店を30店舗ほど経営していた竹谷大世氏と出会い、展開がスタートしました。
ー 竹谷様とタッグを組んで、インドネシア進出を果たしたということですね。
そうです。海外進出する際は、信頼できて、現地の経営ノウハウを熟知している「現地パートナー」と出会えるかが、1番肝になります。特に、私は日本を拠点としているため、どうしても現地の状況把握が遅れがちです。現地在住の運営力があるパートナーと協力することは、経営を成功させる意味で必須です。新型コロナウイルスの流行という、今回の非常時も我々が進出している各国在住の方々に大変助けていただきました。
ー 「助けてもらった」とは? 具体的にお伺いできますか?
2020年、マレーシアにフードコートをオープンする計画をし、物件も抑えていたのですが、新型コロナウイルスのパンデミックで延期に……。テナントからの出店辞退も相次ぎ、オープン計画は一時白紙状態となりましたが、デリバリー店舗なら営業できる可能性があるため計画を変更しました。マレーシアは新型コロナウイルス対策によるロックダウン中のため、オンラインで会計士、弁護士、デベロッパーと話し合いを重ね、法人維持のために現地在住の知人(日本人)にさまざまな協力をお願いしました。
ー 今後の展開について教えてください。
将来は、アメリカやヨーロッパにも出店してみたいと考えています。現在延期になっているマレーシアのフードコートの計画も進めていきます。
ー 今後の展望とは?
現在、国内は大東京酒場含め都内に複数業種で5店舗、海外はインドネシアのジャカルタ1店舗、フィリピンのマニラ4店舗(うち飲食店以外として、コインランドリー1店舗)、マレーシアのクアラルンプールに1店舗出店しています。
海外進出は、ハードルやリスクを考えればキリがありません。企業のトップや担当者の捉え方によって、その考えは大きく異なってくると思います。当然、法律や言語などのハードルにより、それなりに苦労はありますが、私自身海外進出は難しいとは考えていません。重要なのは進出する企業や人の考え方と現地パートナーです。それはある意味、日本国内で出店する際も同じ考え方ではないでしょうか。業種問わず、日系企業が海外に1人でも多く出店できるように、多方面からのサポートを含め社会貢献をしていきたいと思っています。多くの日本人に、国内だけではなく海外を目指してほしいです。
店舗名 | Dai Tokyo Sakaba Jakarta |
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業態 | 居酒屋 |
店舗住所 | Jl. Melawai 9 No.26 Blok M, Kebayoran Baru, Jakarta Selatan |
電話番号 | (+62) 217222047 |
営業時間 | 18:00~1:00 |
URL | https://www.facebook.com/daitokyosakabajakarta |
MAP | |
備考 | 他店舗 国内 5店舗 海外 フィリピン3店舗 マレーシア1店舗 ※他ブランドを含む |
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