クアラルンプールの中心地ブキッ・ビンタン(bukit Bintang)から北東へ車、電車で約30分のムチアラ・ダマンサラ(Mutiara Damansara)。
昔からの住宅街と新興住宅街が入り混じる。
2017年にMRTのスンガイブロー・カジャン線(SGK Line=Sungai Buloh-Kajang line)の全線開通により周辺地域の利便性がアップした。
中心となるのは3つのショッピングモールで、カーブ(tha Curve)、イーカーブ(eCurve)とアイピーシー(IPC)。
イケア(IKEA)やキッザニア(KidZania)など日本でも人気の施設やショップがあることでも知られている。
ショッピングモール隣接のロイヤル・チュラン・ダマンサラ(Royale Chulan Damansara)はマレーシア資本のホテルチェーンとして現在国内に8ヶ所展開している。
詳細→Bloombergデータベースより
日本食レストランminori(稔)は、このロイヤルチュラン・ホテル内にある。
2012年にオープンして以来、在マレーシア日本人だけではなく、ローカルも多く訪れる。
今回は暫定的に現在ヘッドシェフとして働いている中華系マレー人の方に話を伺った。
–日本食のシェフとしての経歴は?
1999年から自分のキャリアをスタートさせました。
食に関する関心が子どもの頃からあり、また日本食の奥深さに惹かれました。
一番大きかったのは、初めて指導を受けた日本人のシェフ(師匠)が非常に丁寧に「日本食とはなんであるか」を技巧だけではないメンタルな部分まで教えてくれたことで、今キッチンに立つ自分の糧となっています。
国内(マレーシア)以外ではバミューダ諸島の日本食レストランで勤務した経験もあります。
その時は限られた素材で、お客様に納得していただける日本食を提供することに終始しました。
–現在の来客比率についてお伺いします。
クアラルンプール郊外で日本人が少ない地域なのか、ローカルが80%、日本のお客様が20%といった感じでしょうか。
ランチ時はミーティングや商談などでお見えになったであろうお客様も多いように思われます。
–では実際にローカル(主に中華系マレー人)人気のメニューとは?
人気なのが和牛のタタキ、それと溶岩焼きですね。
とにかく和牛の人気はすごい。
富裕層は実際に旅行で日本に行き、和牛を食べているので、しっかりとした品質のものを出し、常に満足してもらえるよう努力しています。
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