“PI PAY”の利用に、銀行口座やクレジットカードは一切必要なく、“PayGO”というキャッシュマシーンで入金できます。
この“PayGO”は現在、プノンペン・シェムリアップ・バッタンバンの3都市でサービスを開始している模様。
PI PAYアプリの地図上から、この“PayGO”の場所を探せますが、プノンペンではガソリンスタンドやスーパーの中などいたる所に本当にたくさんあるので、チャージにはまず困らない印象です。
カンボジアではUSDとカンボジアリエルという二つの通貨が使用されているので、支払い事情がなかなか複雑です。
金額はドル表示だけれど、手持ちのリエルで支払いたい場合、店員さんもお客側も一瞬計算がこんがらがる場面が度々あります。
それに加えて1ドル以下はすべてリエル紙幣となるため、基本的にドルとリエルを混ぜて支払うことにもなります。
一方“PI PAY”は、レジで携帯電話番号と暗証番号を端末に入力するだけで、支払いが完了。
まさにストレスフリーです。
複雑で面倒な支払いを解消してくれる、スマートなモバイル決済が、“PI PAY”という訳です。
もうひとつ、“PI PAY”の最大の魅力と言えるのが、各店舗で行っているディスカウント。
ほとんどが5%~20%の割引率ですが、50%という超破格のディスカウントも珍しくありません。
スマートフォンを持ち歩く若者世代に大人気なのもうなずけます。
カンボジアで暮らすにあたり、“PI PAY”は欠かせないツールとなるかもしれません。
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