今回はタイ発のDoilor Coffeeに行ってきました。
「Doilor」とはこのカフェが生まれた地名とのことです。
Doilor Coffeeには、毎日多くの大学生が押し寄せています。
(それこそ席が足らなくなるくらいに。)
大学生に愛されるカフェづくりの秘訣をDoilor Coffeeから探っていきます。
Doilor Coffeeはプノンペン最大の大学、「王立プノンペン大学」の目の前にあります。
プノンペン大学に限らず大学周辺はカフェ激戦区で、多くのカフェが軒を連ねています。
なぜカフェが大学近辺に集中しているのかと言うと、カンボジアの大学生は勉強したり、みんなで話し合ったりする場としてカフェを頻繁に利用するからです。
カンボジアでは、ごく一般の人々が毎日のように外資系のカフェに通うことは難しいです。
平均月収200$のこの国では、コーヒー1杯の2,3$は大変な出費なのです。
では、なぜ大学生が利用できるかというと、大学に通うことができる大学生は、家庭が裕福な人が多いためです。
カンボジアでは大学まで進学する人は少なく、全体の数パーセントしかいないといわれています。
この数パーセントに入れる人の多くは、小さいころからレベルの高い学校に行けたり塾にも行けたりするくらい余裕がある家庭で育っています。
中には高級車で通学している人もいて、彼らからすればカフェで毎日のようにコーヒーを飲んでもそれほど大きな出費にはならないのでしょう。
店内には多くのソファー席があって、ゆったりできるようになっていました。
二階は座敷スペースとなっていて、大人数の大学生グループが来ても入ることができます。
筆者が利用した時には、課題に取り組んだり、授業の合間に休憩をしたりする学生の姿が見受けられました。
店員の方に聞いてみたところ、おすすめのメニューはチャーハンとのこと!
カンボジアではチャーハンは屋台めしのイメージが強く、カフェでチャーハンを取り扱っているケースはあまりありません。
興味があったのでおすすめのチャーハンをオーダーすることにしました。
見てわかるように、Doilor Coffeeのチャーハンはただのチャーハンではなく、下のチャーハンが見えないほどたくさんのキノコや肉などの具材がのっていて豪華!
味もキノコの深みがあって、美味しかったです。
今回Doilor Coffeeを訪れてみて、大学生にウケるカフェの条件がわかってきました。
・Wi-Fiが速くて安定している。
大学生はカフェで課題をすることが多いので、Wi-Fiの速さは快適さに直結します。
・おしゃれである。
日本でもそうだと思うのですが、カフェで頼んだものをスマホで撮ってSNS(カンボジアではFacebookがメジャーです。)にアップすることが流行ってますし、おしゃれであった方が「映え」ます。
通っているカフェのおしゃれさは自身のステータスにもなるのです。
・グループ席が多い
カンボジアの大学生は話し合いなどをするためグループでカフェを利用することが多いので、グループ席が多いと利用しやすいです。
カンボジアでカフェ出店をする際の参考になれば幸いです。
住所:#128 EF, Russian Federation BVLD, Sangkat Toek Laok, Khan Toul Kork, Phnom Penh
電話番号:081-148-7184
Facebookページ:https://www.facebook.com/pg/doilorcoffeecambodia/about/
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