6月8日〜10日、タイの原宿といわれるバンコクのサイアムで、タイ国政府観光庁によるフードイベント ”Amazing Thai Taste Festival”が開催されました。
その最終日の模様をお伝えいたします。
Amazing Thai Taste Festivalの会場となったのは、サイアムスクエア。
ファッション・トレンドの発信地として知られるサイアムは若さあふれるエネルギッシュな町で、個性豊かなアパレルやスイーツのお店はいつも活気に満ちています。
今回のフードフェスティバルは、2014年6月に完成したモール サイアムスクエア・ワンを取り囲むように並んだ特設テントが会場となり、所狭しとたくさんのお店が並んで様々なタイ料理を販売していました。
会場は8つのゾーンに別れ、有名店やローカルフード、ストリートフードなどが参加。
また、特設ステージでコンサートも開催されました。
評判のお店ということで人気だったのは、バンコクに多くのシーフードレストランを展開するJengor’s Kitchen。
料理学校を運営し、料理番組にも出演されているオーナーのJe Ngorさん自ら料理をサーブしており、ブースには行列が!
タイの5つの地域からローカルフードのお店が出店。
タイ東北地方など、タイ国内の地方の味が楽しめました。
〈Zone 3〉 Good Organic
健康ブームで近年注目のオーガニック食品のゾーン。
農家が100%有機食品を出品。
〈Zone 4〉 Good Fruit
ココナッツやライム、新鮮なフルーツビュッフェが出店。
やはり大盛況だったのがストリートフードのゾーンで、バンコクの各地から、およそ134店以上参加。
慣れ親しんだ屋台メニューをテイクアウトし、食べながら歩く来場客を多く見かけました。
お値段もストリートそのままの10バーツ(約30円)から40バーツ(約120円)が中心。
近年、政府の方針でバンコクの町中では屋台の営業が規制され、以前はあちこちで見かけた屋台も、今ではぐっと数が減っています。
今回は焼き串や麺料理、タイ風お好み焼きなど種類も豊富で、皆さん大好きな屋台メニューを楽しめたようです。
家具やクラフト、園芸など、食を演出する工芸品などが出店。
〈Zone 7〉 Good Power
タイレストラン協会の商品やサービスの紹介。
特設ステージで、音楽ライブや料理のデモンストレーションなど。
あのガリガリ君がテント横にブースを設け、サンプリングを行いました。
2017年より、ASEAN展開を視野に入れ、タイに現地法人を設立した赤城乳業。
あのインパクトの強いおなじみのキャラクター「ガリガリ君」の着ぐるみと一緒に記念写真を撮りたいと、現地タイ人の子どもたちの間で引っ張りだこ。
最終日も暑く、あっという間にサンプリングのアイスがなくなっていきました。
タイ料理のイベントではありますが、日本の商品をアピールするには持ってこいの場所だったといえるかもしれません。
他の日系企業もこういった機会をうまく利用できるといいですね!
雨季に入ったバンコクで、取材した最終日は雨や停電もありましたが、食べることにかけては、皆さんそんなことマイペンライ(大丈夫)。
フードフェスティバルを満喫されておりました!
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