昨年2017年以降、プノンペン市内で散見されるようになった、黄色を基調としたポップな店舗。
ショーケースには、カップに入った商品が整然と並んでいます。
こちらは「Sunny Coco」という、マレーシア発の豆乳デザート店。
マレーシア国内で120店舗以上展開するほか、シンガポール、オーストラリアでもフランチャイズ展開するブランドです。
ここカンボジアでは、2016年10月に1号店をオープン。
予想以上の好反応を受け、その後は半年で4店舗オープンするなど着々と店舗数を増強。
現在ではプノンペン市内に全9店舗を展開しています。
豆乳を使ったデザートといえば、中国・台湾等の中華圏発祥で、マレーシアやシンガポール等の地域でも古くから親しまれる、豆花(ドウホウ、トウファ)がありますね。
ほんのり甘く、ツルッとしたプリン状のものにシロップや黒蜜をかけて食べる豆花は、アジアンスイーツとして、日本人にも馴染みがある一品ではないかと思います。
「Sunny Coco」の”Organic Beancurd”というメニューは、まさに豆花と言っていいでしょう。
カンボジアの「Sunny Coco」で販売されているメニューは、プレーンな豆乳($1.60)と、トッピング等は一切ないシンプルな豆花(大: $2.50 小: $1.65)のみ。
豆花は、プレーンとコーヒー色をしたミロ味の2種類で、冷蔵ショーケースで販売されていますが、カップごと電子レンジで温めて食べることもできます。
中華系カンボジア人が多く、中国の食文化の影響を多分に受けるカンボジア。
屋台等で豆花を食べることができますが、そこまでメジャーなデザートという位置づけではありません。
そんな中、シンプルな豆乳、豆花のみにアイテムを絞って店舗展開する狙いはどこにあるのでしょう?
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