7月25日に「ミシュランガイド シンガポール 2018 」が発表されたが、それに先立ち発表されたのが「ミシュランビブグルマンリスト2018」。
これは、ミシュランの調査員が、45USD以下で食べられる、金額に対して価値があるという料理に対して与える賞のこと。
今年は昨年の38店からだいぶ増えて50店が選ばれた。
そのうちほとんどがホーカーで、17店が新しく受賞した。
残念ながら今年受賞を逃したのは、カジュアル広東料理の「Peony Jade」、日本のガイドブックにも必ず載っている「328Katong Laksa」、ネパールと北インド料理の「Shish Mahal」、「Liang Zhao Ji Duck Rice」、「Tsuta ramen」。
今回は、新顔の2店をチェックしてみた。
まずは、こちら。
「ROLINA TRADITIONAL HAINANESE CURRY PUFF」。
East West Line(緑)のTanjong Pagar駅から徒歩3分ほどにある「Tanjong Pagar Market」の2階にあるこちらのホーカーの中で選ばれたのは、おやつにもぴったりのカレーパフのお店。
このお店のオーナーは43歳のBren Tham。
ビブグルマン受賞の知らせについて「驚いたが自分の店が認められたことを誇りに思う」とThe Strait Times紙に語った。
この店は先代の父から受け継いだもので、Tham氏は二代目。
先代は19歳の時に、ハイナン出身のSailorからこのカレーパフを教わったのだという。
そしてそのレシピが受け継がれて今に至る。
地元の人に愛されてきたお店だが、受賞をきっかけに、これからは地元だけでなくもっと広く知られるようになってほしいとのこと。
一つ1.5SGDのカレーパフは、揚げたてはサクサクでとても美味。
中のカレースパイスがしっかりときいてピリ辛。
鶏肉とゆで卵のものと、イワシの缶詰(Sardine)の2種類。
少しインドのサモサに似ているこのカレーパフは、毎日朝から手作りしているそう。
絶妙な味つけで、思わずいくつも食べてしまいそう。
ちょっとしたおやつにも、ビールのおつまみにもぴったり!
やはり揚げ物は出来たてが一番なので、お近くの方はぜひ、朝イチの揚げたてを狙ってみて。
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