カンボジアとタイはお隣同士ですが、外食事情はかなり異なります。
バンコクでよく見かけるのが、屋台よりは大分きちんとしていて、レストランよりはカジュアルな雰囲気の、言ってみればキレイ目な食堂のようなお店。
普段使いにちょうど良く、便利な外食スポットです。
残念ながらそういったタイプのお店を、今までカンボジアで見かけることがありませんでしたが、最近プノンペンでバンコクスタイルのステーキ店がオープンしているとの噂を耳にしました!
しかも、毎日大行列で、早めに行かないとお肉が売り切れてしまうという、大人気のお店だとか。
早速行ってみました。
お店に到着すると、店頭の鉄板でタイ人のオーナーさんがお肉を焼いていました。
オーナー自ら鉄板と向き合い、大事な焼き加減にこだわる姿、素晴らしいです。
混雑を予想して、ピーク時を外し、かなり早めの16時半頃に行ってみましたが・・。
約22席ある店内はすでに満席!
人気の高さが伺えます。
店内の壁には、一面ウォールアートが施されておりクールな印象ですが、木を使ったインテリアでぬくもりもプラスされており、若者たちに人気のスタイリッシュな雰囲気です。
客層としては、外国人客3割、学校帰りの若者たちなどカンボジア人客7割、という割合でした。
4人テーブルに相席で案内され、席に着きます。
メニューを見ると、ステーキ・生野菜サラダ・フレンチフライ・ライスが付いた、ワンプレートスタイルのようです。
ステーキはチキン・ビーフ・ポークからチョイスできます。
お値段は驚きの安さです!
周りのお客さんを観察してみると、チキンをオーダーしている人が圧倒的に多い様子。
筆者もチキンをいただいてみることにしました。
お肉をダブルで注文するのがおススメと教えてもらったので、チキンをダブルで、ライス抜きでオーダー。
もう一皿は、ビーフ&チキンをライス抜きでオーダー。
ステーキが到着しました!
チキンステーキは、甘辛いバーベキューソースがしみ込んだ、柔らかくジューシーなチキン。
割と甘めの味付けではありますが、スパイスが効いているので全然しつこくなく、後を引く美味しさです。
一枚が結構な大きさなので、ダブルで頼む場合、ライス抜きで正解でした。
ビーフステーキは、東南アジア定番の味付け、ライム&胡椒に、バーベキューソースが付いてきます。
和牛ほどの柔らかさではありませんでしたが、スッとナイフで切れるレベルの柔らかさ。
こちらもジューシーで、肉汁があふれてきます。
お肉は全てタイ産のものを輸入しているようで、カンボジア産のお肉よりも臭みがなく柔らかいお肉でした。
サラダはオーロラソースに似た甘めのドレッシング。
たっぷりのお野菜が付いてくるので、栄養バランスも非常に良いです。
フレンチフライはカリッ!ホクッ!の揚げ具合。
ステーキもサイドメニューも、クオリティ高し!コスパ高し!
全てが100点満点の美味しさで、リピート決定間違いなしです。
ステーキをいただいて帰る頃には、まだ17時過ぎだというのに、店の前に行列ができていました。
回転が早いので、待ち時間はさほど長くなさそうですが、ピーク時を外して行くのがおススメです。
カフェにしても食堂にしても、似たり寄ったりのお店が多く、オリジナリティが低いカンボジアですが、こちら“INDY HOUSE”は、独自のスタイルを貫き、他店舗から差別化を図る点で成功しているお店だと感じました。
“INDY HOUSE”
住所:62 Street 135, Phnom Penh
電話番号: 099 555 722
営業時間:12pm to 8pm
ホームページ:https://www.facebook.com/Indyhouse.PhnomPenh/
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