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【インドネシア】コップの密閉で客席をなくした期待の喫茶チェーン「Kopi Kenangan」

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気軽なテイクアウト

asean190130kopi2ジャカルタ市内のショッピングモール、プラザ・スマンギの3A階に入居するKopi Kenanganを覗いてきた。

この店舗にあるテーブル席は僅か4席のみ。
それも小さな丸テーブルだ。
しかし、プラザ・スマンギ店はこれでもまだ大きい方である。

Kopi Kenanganの別の店舗では、その丸テーブルすら置いていない。
当初からテイクアウトのみを前提とした設計で、そのためビル構内にカウンターのみの店舗がポツリと置かれている外見だ。

客席のない喫茶店。
そのため、オフィスビル内の片隅に店舗を作ることもできる。
そこで購入したコーヒーを、そのまま職場へ運ぶことができるというわけだ。

「気軽なテイクアウト」を実現したからこそ、Kopi Kenanganは市民から注目されるようになった。
まさに「常識の転換」である。

キャッシュレス決済にも対応

asean190130kop3そんなKopi Kenanganであるが、ここでもやはりキャッシュレス決済の波が訪れている。

Go-PayやDANAなどのQRコード決済サービスを、Kopi Kenanganで利用することができる。
店舗によってはクレジットカードの利用も可能だ。

インドネシアの飲食業界に、またひとつ大きな新星が登場した。

【参考】
Kopi Kenangan
【店舗住所】
Kopi Kenangan プラザ・スマンギ店
Plaza Semanggi, Jl. Jend. Sudirman,  RT.1/RW.4, Karet Semanggi, Kecamatan Setiabudi, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12930

この記事を書いた人(著者情報)

澤田真一

フリーライター、グラップラー。175センチ88キロ。ASEAN経済、テクノロジー関連情報などを各メディアで執筆。

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