親しみやすい笑顔と細やかなサービスでお客さんをお迎えする福岡県出身の岡田氏。
レタントン店がスタートして6年ということですが、その運営についてお話を伺いました。
記者:客層とターゲットは?
岡田氏:客層は70%が日本人なので、メインターゲットは日本人です。
駐在の方と出張者が半々くらいといった感じですね。
そして、コリアンタウンがあるほど在住者の多い韓国人がおよそ20%、残りの10%がベトナム人などになります。
記者:ベトナム人の集客率を上げるため、料理のローカライズを検討していますか?
岡田氏:以前ベトナム人スタッフに試作してもらうなどして検討したのですが、ベトナムでは各家庭で独自の味付けをするため、出来上がった料理の味がバラバラだったんです。
そのため、調理法やレパートリーの絞り込みが非常に難しく、味付けは日本人に合わせたものとなっています。
記者:仕入れはどのようにされていますか?
岡田氏:すべてホーチミンの卸業者や市場から仕入れていて、お店までデリバリーしてもらっています。
ただ仕入先が食材20社、飲み物10社くらいと多いので、管理がやや大変ですね。
記者:ベトナム人の従業員と一緒に働く上で、良い点や注意点はありますか?
岡田氏:うちのお店のスタッフについてなので他店は分かりませんが、やはりベトナム人は勤勉なのか、まじめに働いてくれる印象です。
オープニングスタッフが8人くらいいますが、すぐに辞めたりということもなく続けてくれています。
時間もちょっとした遅刻はあったりしますが、許容範囲内です。
言語については、日本への渡航経験があったり、独学で勉強していたりで日本語を話せるスタッフが多くいます。
苦労があるとすれば、従業員同士の休日のシフトがかぶってしまった場合、どちらも譲らないところでしょうか(笑)。
しっかり働いた分、休むときはしっかり主張するのがベトナム人らしさということかもしれません。
記者:今後の目標について教えてください。
岡田氏:いつも来てくださるお客様、初めてホーチミンに来られる方にも、異国の地で日本の居酒屋を楽しんでいただけるサービスを提供できたらと思います。
人情味あふれる博多らしいおもてなしと、豊富な居酒屋メニューで今後のベトナムでの展開が楽しみです。
現地の方はもちろん、旅行でローカルフードに飽きたら、ぜひ居酒屋 しょうきの日本食を味わいたいですね!
Izakaya Syouki(居酒屋 しょうき)
TEL:08-3822-7499
FAX:08-3822-7990
住所:15/1 Le Thanh Ton St, District1, Ho Chi Minh City, Vietnam
営業時間:17:00~24:00
URL:https://www.facebook.com/syouki.hochiminhcity
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