現在、高度経済成長期の真っ只中と言われているベトナム。
今回は、前回インタビューを掲載させて頂きました、矢澤さんの会社の1つ、ダナンの不動産を扱う「ダナンジャパンコンサルティング」で日本人マネージャーをされている川又愛子さんにインタビューをさせて頂きました。
記者:川又さんの簡単な経歴を教えてください。
川又氏:大学在学中に営業代行(様々な企業の代行営業)を1年、その後フィリピンディベロッパー会社の日本人専用の営業通訳を経て、シンガポールや日本人への不動産売買の営業をしていました。
大学卒業後、日本の不動産ディベロッパー会社に勤め、シンガポール、香港、台湾で日本の不動産販売の営業として働きました。
その後、結婚を機にベトナム・ダナンへ移住し、2018年2月よりダナン不動産マネージャーとして働き始めました。
記者:ベトナム進出のきっかけは何ですか?
川又氏:私自身、フィリピンと日本のハーフで、幼少時はフィリピンで生活していました。
2年前旅行でダナンを訪れて、治安の良さに衝撃受けました。
路上で携帯電話を出せるし、おつりもくれる・・こんな治安のいいところはアジアでも珍しいと思い、「ここなら住める!」と思いました。
また、ダナンにこれからの伸びしろを感じました。
私は日本のバブル後に生まれたので、経済が栄えた時期を知りませんが、他の国のバブルを生きることができる!と気づいたのもきっかけの1つです。
結婚を機に、夫が日本へ来るか、私がベトナムへ行くか、という話になった時に、たまたま、矢澤さんと知り合う機会があり、不動産部門のマネージャー職が空いているというお話を伺って、移住を決めました。
記者:実際ダナンに住んでみてどうですか?
川又氏:観光地としてのポテンシャルを凄く感じています。
ご飯も美味しいですし、空港と海が近いこと、またインフラも整っていると思います。
記者:日本とベトナムの不動産系の仕事を比べてみてどうですか?
川又氏:日本では不動産ルールの細かさや、後から発生する問題に予め対応している点が素晴らしいと思いました。
しかし、不動産市場に関しては、日本経済は既に成熟し、人口も減少しているため、需要に伴った不動産価格の大きな上昇が見られません。
ベトナムでは市場がまだ発達しておらず、価格のゆがみがあるのが面白いと感じています。
また、ほとんど融資で物件が購入されている日本と異なり、ベトナムでは個人の融資が厳しいため、物件のほとんどがベトナム人の現金購入者によって購入されていることに驚きました。
記者:どの様なお客様がいらっしゃいますか?
川又氏:コンドミニアムの販売は日本人のお客様が10割です。
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