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【ベトナム】ダナンの本格ジャーマンソーセージ「M.Z. German Delicatessen」ドイツ人オーナーインタビュー

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ビールと言えばソーセージ!ですが、残念ながらローカルのソーセージは、あまりおいしいとは言えないのが現状です。
しかし、ダナンには本格的なジャーマンソーセージを楽しめるお店があります。
欧米人の在住者に人気のドイツ料理店「M.Z.German Delicatessen」は、ドイツ人オーナー自ら監修しておりクオリティーも間違いなし。
今回はオーナーのMichael Zanglさんにお話を伺いました。
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記者:ベトナム進出までの簡単な経歴を教えてください。
Michael氏:私は15歳から家業の食肉加工について学び始めました。
さまざまな食肉店で修行を積んだ後、2011年に「Master Craftman」(ドイツの食肉加工の国家資格)を取得しました。
ドイツでは、これを持っていないと後輩の指導にあたることができないなど、権威のある資格になります。

記者:ベトナムに進出したきっかけは何ですか?
Michael氏:友人に連れられダナンへ旅行に来た際、街のゆったりとした雰囲気が気に入り、ここで食肉加工と販売するお店を出したいと思ったのがきっかけです。
2017年に移住し、3ヶ月で「M.Z.German Delicatessen」をオープンしました。
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記者:進出前に準備したことは何ですか?
Michael氏:食肉加工用の機械はドイツから輸入しました。使い慣れたものがいいということもありますが、高性能なカッターでないと良いソーセージは作れないためです。また、本場ドイツの味にこだわるために、ハーブやスモーク製品に使うブナも取り寄せました。

記者:どのようなお客様がいらっしゃいますか?
Michael氏:「M.Z.German Delicatessen」のお客様は95%が欧米の方です。
その他にも、レストランやホテルに商品を卸しています。
実は、ドイツ料理や中東料理を提供するレストラン「The Last Corner」を2019年1月にオープンしたのですが、こちらはベトナム人を中心に、その他の海外のお客様が多くいらっしゃってくれています。
特に広告などは出していないので、口コミで知られていっている感じですね。

「M.Z.German Delicatessen」の商品一例。自家製のソーセージとプレッツェル、そしてジャーマンビール。本格的なドイツの代表料理が味わえる。
自家製のソーセージとプレッツェル、そしてジャーマンビール
この記事を書いた人(著者情報)

寺内真実

1年ホーチミン、8年以上ダナン在住。
中央大学卒業後は金融系(FP2級)、医療系の会社に勤務。
「暑い国に住みたい」と勢いで渡越し、現地の日系旅行会社を経て、現在は現地サービス業とライター業をしている。
写真は生後1週間で保護した愛猫“大福”と。
著書▼
「癒しのビーチと古都散歩ダナン&ホイアンへ」イカロス出版
※電子版はこちら
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