価格を見てみますと、ハマチが1本売りで100g89バーツ(約312円)とありました。
また、パック売りの刺し身は1パック300バーツ(約1,050円)から、高いもので600バーツ(約2,100円)程になります。
タイのスーパーに並んでいる食材は、例えば刺し身が1パック120バーツ(約410円)前後で、切り身が1枚50バーツ(約175円)程度です。
もちろんクオリティーの違いはありますが、一般的なタイのスーパーと比較すると、かなり高額と言えます。
しかし、タイ人の家族連れなどのローカルが、次から次へと購入していました。
このあたりは一度良いと認識すると、多少高くても気にせず買うタイ人らしさを感じます。
もはや日本のものを売っている店が珍しくないバンコクですが、トンロー日本市場のように空輸で仕入れ、新鮮で良いものを提供するというのはやはり大きな強みと言えるでしょう。
卸売市場というだけあり、ハマチのように大きめの魚でも丸ごと1匹で販売されています。
艶があり、鮮やかな色合いで、ひと目で新鮮と分かります。
種類豊富な日本の野菜は鮮度抜群です。
タイのスーパーでは入荷機会の少ないピーマンが、1袋(5個入り)78バーツ(約273円)で販売されています。
食肉のコーナーのショーケースでは、黒毛和牛が並びます。
最高値は100g 500バーツ(約1,750円)と、さすがにいいお値段がついています。
トンロー日本市場の食材を使い、その場で調理してくれる食堂があります。
タイ人のお客様が好みそうな、海鮮丼の種類が豊富です。
好評な「トンロー市場丼(お任せ)」は555バーツ(約1,943円)で食べることができます。
トンロー日本市場は会員制となっており、レジにて氏名、住所、電話番号程度の記入で会員になれます。
年会費は200バーツ(約700円)です。
卸売市場ということで業務用のような雰囲気が強いのかと思っていたら、商品の陳列がスーパーのように分かりやすく、食堂のアピールが目立っているなど、意外に一般客向けの印象でした。
日本の食材が卸価格で買えるので、レストランやホテルなどの業者だけでなく、周辺在住の日本人にとってもうれしい品ぞろえと言えそうです。
取材時は13時くらいでしたが、数組タイ人のお客様が来店しておりましたので、夕方はさらに客足が伸びるのではないでしょうか。
タイ人のファミリーが訪れるなど、今後も便利に利用できる日本の生鮮卸売市場として日系飲食店から在住日本人、ローカルまで、幅広く支持を集めそうです。
■トンロー日本市場
住所:87 Soi Akapat (Thonglor 13), Sukhumvit 55 Road, Klongtan-Nua, Wattana, Bangkok 10110
電話:02 059 2616
営業時間:9:00~18:00(12:00~は一般のお客様も入場可能)
定休日:なし
駐車場:あり
URL:http://jvalue.co.th/
※1タイバーツ=約3.5円で計算
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