今回いただいたのは、こちらの品々。
20年以上の経験を持つ日本人シェフによる、「ローカライズしない、本物の日本食」をポリシーとしているSaKaNa LaB。
海外でありがちなのが、和食レストランのはずなのに、和食とは言えない何だか不思議な料理が出てくること。
SaKaNa LaBでいただいたメニューはどれもリアルな日本食で、非常においしかったです。
平日のディナータイムに伺いましたが、客層はカンボジア人5割、日本人3割、欧米人2割といった様子。
本物の味は、日本食好きの外国人にも伝わっていました。
プノンペンは現在、200店近い新旧日本食レストランがしのぎを削る、激戦区となっています。
2018年時点で、プノンペンの人口は約201万8000人(出所:カンボジア計画省統計局)。
対して、カンボジアの在留邦人は約3500人(出典:外務省「海外在留邦人数調査統計」平成30年要約版)。
仮にプノンペン在住日本人が登録の2倍で約7000人いたとしても、前述の数字と比べるとわずかな数です。
在住日本人以外の客層、カンボジア人・在住外国人をターゲットに据えることが、日本食レストラン成功の大きなカギと言えるでしょう。
その点SaKaNa LaBは、日本食好きの欧米人やカンボジア人のお客様から支持されています。
新鮮な海鮮を使った本物の日本食が提供されることに加えて、SaKaNa LaBがカンボジア人に好まれる理由が他にもあります。
カンボジアはメコン川やトンレサップ川など、アジア有数の大河に恵まれ川魚を主に食す文化ですが、お正月などの特別なときには海鮮を食べる習慣があります。
また、日常のワンシーンとして外食時に海鮮を食べることは、カンボジア人にとってのステータスでもあります。
メニューを海鮮に絞ったSaKaNa LaBは、カンボジア人にとってワクワクする特別なお店であることは間違いありません。
在住日本人だけでなくカンボジア人・在住外国人に支持されるお店のコンセプト、メニュー考案は、日本食激戦区のプノンペンにおいて、大きなポイントと言えるでしょう。
■SaKaNa LaB
住所:#039 St.51 BKK1(Near SuShi LaB) (0.75 mi)
Phnom Penh 12302
電話番号:085-986-915
営業時間:18:00~0:00
Facebook:https://www.facebook.com/sakanalab/
※1アメリカドル=約108円で計算
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