さて、早速値段を比較してみましょう。
日本とシンガポールに出店している日系スーパーで調査しました。
日本 | シンガポール | |
大根(1本) | 198円 | 約385円(SG$4.90) |
水菜(1袋) | 158円 | 約306円(SG$3.90) |
じゃがいも(1袋4個入り) | 198円 | 約306円(SG$3.90) |
長ネギ(1本) | 258円 | 約306円(SG$3.90) |
青ネギ(1袋) | 158円 | 約385円(SG$4.90) |
白菜(4分の1) | 158円 | 約306円(SG$3.90) |
ほうれん草(1袋) | 258円 | 約385円(SG$4.90) |
小松菜(1袋) | 158円 | 約306円(SG$3.90) |
レタス(1個) | 158円 | 約385円(SG$4.90) |
しめじ(1袋) | 98円 | 約149円(SG$1.90) |
えのき(1袋) | 98円 | 約149円(SG$1.90) |
全ての野菜で日本の方が安いという結果に!
というのも、シンガポールの国土は約 719 ㎢と、東京23区より1割大きい程度。狭い国土に人口は約550万人いるため、必然的に農地は小さくなってしまいます(※)。
食料自給率37%(カロリーベース)と世界的にみても低い日本ですが、シンガポールは1割程度と言われています(出典:農林水産省「平成30年度食料自給率について」)。
食材は近隣諸国からの輸入品に頼るため、価格が高騰する傾向にあります。
シンガポールで飲食店を出店する際は、野菜の仕入れに関するコストはやや高めになりそうです。
とはいえ、一人当たりの国内総生産(GDP)がシンガポール$5兆2,239億(約564兆1,812億円)と日本の約1.5倍で($3兆4,629億、約373兆9,932億円)(※)、市場としての魅力は尽きません。
シンガポールへの出店を検討する際には、ぜひ参考にしてください。
(※)出典:農林水産省「シンガポールの農林水産業概況データ」平成29年
※価格は当社調べ
※1シンガポールドル=約78.6円、1アメリカドル=約108円で計算
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