ベトナム中部の街・ダナンにある「BEAUTY ATELIER J-first Da Nang」は、2020年3月22日で1周年を迎えた日系サロンです。
内装は木目調の床や座り心地の良いスタイリングチェア、清潔感のある白い壁など、まるで日本の美容院に来ているような気分になり、ベトナム人から在住日本人、外国人まで人気があります。
日本人美容師が3人常駐しているので、カットやスタイリングの要望など、言語の心配をすることなく伝えられます。
今回は「BEAUTY ATELIER J-first Da Nang」の代表、鴇田(ときた)さんにお話を伺いました。
記者:ベトナム進出までの簡単な経歴を教えてください。
鴇田氏:美容師を始めて、今年で16年目になります。
ベトナムに来る前は栃木のサロンで働き、6年前に「J-First TOKYO」の立ち上げで初めてホーチミンを訪れました。その後4年間は3ヶ月に1回、出張で渡越する状態でしたが、2019年3月より「BEAUTY ATELIER J-first Da Nang」の代表をしています。
記者:ベトナム進出のきっかけは何ですか?
鴇田氏:元々、NPO法人が片親や学歴のないベトナム人の自立支援を、ITや裁縫、美容を通して行っていたのですが、せっかくスキルを習得してもその受け皿がなかったのです。
知人の日系化粧品会社にその事実が伝わり、私たちの元にも届きました。
受け皿となるよう「みんなでやってみよう」となったのがきっかけです。
これにより、「J-First」という42社の日系企業やベトナム企業からなる合弁会社が設立されました。
記者:ベトナム進出前に準備したことを教えてください。
鴇田氏:2年間は準備に時間がかかりました。
実際サロンで使うものや内装などは、永続的に手に入らないもの(自立支援を目的としているので、手に入らないものだと意味がないため)を使わず、現地調達しました。
記者:立地はどのように選びましたか?
鴇田氏:ダナンへ視察に来た際に、ベトナム人にとって“街中”と感じるエリアを選びました。
また、1階部分をカフェにする予定だったので、日本人などの観光客も歩いている場所がいいと考えました。
記者:営業時間を教えてください。
鴇田氏:10:00~19:00で、定休日は月曜です。
記者:どの様なお客様がいらっしゃいますか?
鴇田氏:60%がベトナム人で、残りが日本人や他の国のお客様です。
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