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【ベトナム】ダナンの街と共に成長、「デジタルシップ」「アロージャパン」代表取締役・矢澤氏インタビュー

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様々な企業や人が日々進出しているダナンですが、今回はダナンがまだ未開発であった時期よりITオフショア開発をはじめ、飲食店から不動産、更にはベトナム人日本留学生向けの支援サービスまで!
幅広いビジネスに携わられているダナンの有名人・矢澤氏にインタビューをさせて頂きました。

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記者:矢澤さんの簡単な経歴を教えてください。
矢澤氏:学生時代は「BOYS RUSH」「men’s egg」の読者モデルをしながら、読者モデル仲間と一緒に六本木の会員制BARを経営していました。
大学卒業後はイベント会社を設立し、多くのイベントのPRや楽天野球団の立ち上げなどにも携わりました。
ベトナムは移住して今年で6年目となり、現在はIT、飲食店経営、不動産、お土産製作、キャラクタービジネスなどの事業をしています。

記者:ベトナム進出のきっかけは何ですか?
矢澤氏:きっかけは2011年の東日本大震災でした。
震災の為に多くのイベントが中止となり、いつまでこの状況が続くのか・・となった時に、知人に誘われ、ベトナムに視察へ行きました。
ハノイ、ホーチミンは既に発展している印象を受けましたが、ダナンはまだホテルも飲食店もローカルのものばかりで、これからの成長を感じました。
2012年にダナンを拠点にITオフショアの会社を設立し、その後、ダナンに無いものを自分で作ろうと思い、グループ会社として日本食店「串焼 蕃二郎」「武士道」を始め、興味があった不動産売買やお土産製作、キャラクタービジネス、コンサルティング事業等を展開していきました。
最近はWii等で遊びながら飲めるバー「Asoviva」(アソビバ)、日本語を学ぶベトナム人向けのコミュニティサービス「Alo Japan」(アロージャパン)も設立しました。

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記者:ダナンに移住する前に準備したことはなんですか?
矢澤氏:最初の2、3年は日本とベトナムを行き来して、徐々にベトナムでのビジネスについてのノウハウを理解していきました。

記者:ベトナムで大変なことは何ですか?
矢澤氏:私が来た頃のダナンは、まだ開発も進んでいなく、胡散臭い話が沢山ありました。
そんな中で信頼できるパートナーを見つけることができた事はとても良かったことだと思います。
ベトナムではよくある事なのですが、日本食店を始める際に工事が半年遅れました。
店舗のお金の管理はきちんとしていたので盗まれた事はないですが、キッチンスタッフに和牛を盗まれたりしました。
また、プライベートではバイクでの事故や体調不良が続き、興味本位で日本の有名な霊媒師さんに見てもらった所、「ベトナム戦争時代の兵士が200人くらい憑いている」と言われたことです。
霊感が強い人はベトナムは大変かもしれません。笑

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記者:次のビジョンは何ですか?
先日立ち上げた新ビジネス「Alo Japan」(アロージャパン)を通じて、日本とベトナムの未来を繋ぐ架け橋になりたいです。
ベトナムでは、2016年に日本語が英語と同等の第一外国語として教育に取り入れられました。
日本へ留学やインターンに行くベトナム人が増える一方で、日本国内でのベトナム人による犯罪率も急増していることも現状です。
これらの原因は、留学や就職の悪徳ブローカーに騙され、多額の借金を負ったり、日本の学校に通いながらも過酷な環境でアルバイトさせられたり、情報不足から来るトラブルが非常に多いと思われます。
そういったベトナム人をサポートするべく、「日本語を勉強したい・日本へ行きたいベトナム人」と「ベトナム人を迎え入れたい日本の学校、企業」を安心して結びつけるコミュニティサイトを目指します。
留学やインターン経験者のベトナム人たちからの意見を聞くことができ、日々変わる日本の法律や、環境などの情報もいち早くチェックできる、エージェントを通して多くのお金を払うより、自分で簡単にチェックして、自分の選びたい人生を自由に選ぶことが出来る、そんなサービスを構築します。
少子高齢化が進む日本にとって、親日で若い力がたくさんあるベトナムは最強のパートナーです。
お互いの文化や人同士が尊重しあい、助け合う。
このサービスを通じて、日本とベトナムの未来を繋ぐ架け橋になりたいと私は考えています。

この記事を書いた人(著者情報)

寺内真実

1年ホーチミン、8年以上ダナン在住。
中央大学卒業後は金融系(FP2級)、医療系の会社に勤務。
「暑い国に住みたい」と勢いで渡越し、現地の日系旅行会社を経て、現在は現地サービス業とライター業をしている。
写真は生後1週間で保護した愛猫“大福”と。
著書▼
「癒しのビーチと古都散歩ダナン&ホイアンへ」イカロス出版
※電子版はこちら
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