2011年に創業したGet4xは、世界中の各都市で営業する両替所の最良レートを確認できるプラットフォーム「Get4x」を開発するフィンテック企業です。
Get4xアプリを利用すれば、オンライン上でシンプル・迅速・安全にライセンス保有両替所の場所を確認することができます。
そのため、自ら各両替所を回り為替ボードでその日のレートを比較しなくても済むので、非常に利便性の高いアプリと言えるでしょう。
Get4xの強みとして、各都市の両替所コミュニティーと強固でユニークな関係性を構築するとともに、独自のアルゴリズムを活用することで、各両替所のリアルタイムレートを表示することが可能な点が挙げられます。
「沸騰するASEANに生きる!~チャレンジャーバンク、レボリュートシンガポールを活用」でご紹介したレボリュートは、一定金額まで両替手数料が無料のサービスを提供していますが、ASEAN域内においてはシンガポールのみで展開しています(4月21日時点)。
一方で、Get4xはインドネシアのバリ、ジャカルタ、タイのバンコク、パタヤ、プーケット、マレーシアのクアラルンプール、ジョホールバル、ペナン、カンボジアのプノンペン、シェリムアップ、フィリピンのマニラ、シンガポール、日本の東京など13ヶ国・地域22都市で利用が可能です。
Get4xの利用方法は、同プラットフォーム上で
①通貨を選択
②最良レートを提示する両替所に連絡してレートを確認
③該当両替所で約定レートにて両替
となります。
また、各送金サービスのコストやスピード、送信および受信方法などの比較が可能な「Send4x」と呼ばれるサービスも提供しています(*3)。
世界銀行は送金コストの高止まりの要因として、送金業者が提供する価格の不透明性にあると指摘しています。
そこで、Send4xでは透明性のある料金表示をサポートするサービスを開始しました。
Send4xの利用方法は、
・送金元および送金先の国を選択
・通貨および金額を入力
・最良レート(コスト)を確認
になります。
ただし、Internet ExplorerやMicrosoft Edgeには対応していない模様です。
Google Chromeやアプリなどの利用をおすすめします。
ASEAN諸国に赴任されている方はもちろん、シンガポールやタイ、マレーシアなどASEANの複数国で事業を展開されている方などは、さまざまな都市でサービスを提供しているGet4xを利用し、最良レートの両替所を効率的に探してみてはいかがでしょうか。
【出典】
*1 KPMG
https://assets.kpmg/content/dam/kpmg/jp/pdf/2020/jp-fintech100-2019-report.pdf
*2 Get4x
https://get4x.com/en/
https://get4x.com/statics/files/4xlabs-corporate-brochure.pdf
*3 Send4x
https://send4x.com/en
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