一足先にオープンしたスカイ・アヴェニュー(SkyAvenue)は、マレーシアの最新トレンドが反映されている。
エントランスの吹き抜けのホールは壁一面にプロジェクション・マッピングが投影され目を引く。
とても人里離れた山の頂上にあるモールとは思えない。
大きなディスプレイを使用した広告や世界の絶景などのイメージしたディスプレイはクアラルンプールの中心部ブキッ・ビンタン(Bukit Bingtang)などでももはや定番となっている。
一昔前の娯楽施設的な印象もあったゲンティン・ハイランドだが、総予算額からしても今回のリニューアルは大規模なことがわかる。
飲食店ではマレーシア初出店となるレストランに加え、すでに国内で知名度のあるチェーンなどが軒をつらねている。
マレーシアの飲食店でまず話題を集めるのが「初出店」というキーワード。
英ロンドンで展開するバーガー&ロブスター(Burger and Lobster)は、東南アジア圏初出店ということで、話題を集めている。
実は同じチェーンのレストランやファストフード店でもゲンティン・ハイランドでの出店においては通常よりも高めの価格設定となっている。
※ゲンティン・リワード(Genting Reward)というグループ内の施設で使えるポイントカードを持っていると割引が適用されるというシステムもあり。
チュロスを販売している店は通常のモールではオリジナルフレーバー1本がRM4.9(約128円)だが、ここでは約4割増のRM7.9(約200円)。
先ほどのポイントカードを利用してもRM6.9(約180円)という値段設定であった。
カジノを母体とするエンターテイメント施設なだけあり、飲食店は世界各国の料理が楽しめるようになっている。
ただし現段階では週末や祝日はビジター数に対しての店舗数はまだ足りていないようで、ディナー時になると軽食以外は行列ができていてかなり待たされるといった状況。
まだソフトオープンといった印象だが、今後再開発が完了したあかつきには、さらに集客力がアップするのは確実と見られる。
※1
ANNUAL REPORT2016 GENTING MALAYSIA BERHADより
※2
http://www.olc.co.jp/ja/tdr/guest.html
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