2022年2月3〜6日に、バンコクのイベント会場BITEC(バイテック)において、国際見本市となる「タイランド・コーヒー・ティー&ドリンク(Thailand Coffee Tea & Drinks)2022」が開催されました。
タイの、そして東南アジアのコーヒー、ティー、ドリンクをサプライヤーやバイヤーに向けてアピールする同イベントの模様をお伝えいたします。
「Thailand Bakery and Ice Cream 2022」も同時開催されていました。
「タイランド・コーヒー・ティー&ドリンク」は、コーヒー、ティーなどのドリンク分野における、潜在的なサプライヤーやバイヤーとのマッチングを促すタイ国内最大級のプラットフォームイベントです。
過去2020年度のイベントでは、12ヶ国から140の出展者、30ヶ国から1万4856の貿易事業者が参加し、40を超える講演者と討論者、220のホストバイヤーを迎えて350のビジネスマッチングが行われました。
出展ブースの他、世界クラスのコーヒーロースターコンテスト、バリスタチャンピオンによるワークショップ、セミナーなど、多彩な内容となっています。
<イベントインフォーメーション>
イベント名:Thailand Coffee Tea & Drinks 2022、Thailand Bakery & Ice Cream 2022
ホールナンバー:EH 101
主催:Kavin Intertrade Co.,Ltd
日程:2022年2月3日〜6日
URL:https://www.thailandcoffee.net/en/
<イベント会場情報>
BITEC(Bangkok International Trade and Exhibition Centre)
所在地:88 Debaratna road(km.1), Bangna Tai, Bangna, Bangkok
電話:+(66 2) 726 1999
URL:https://www.bitec.co.th/
オミクロン株が増加しているバンコクですが、イベント禁止規制は解除されています。
ただ、これ以上拡大させない対策として入場時の健康チェックはやや厳しく、ワクチン接種済み証明アプリの提示、そして検温が求められました。
会場内に入ると、かなり密な状態で来場者が多く、コーヒー好きのタイの人々からすると、関心の高いイベントであったことがうかがえます。
各出展ブースでは、コーヒーの試飲サンプリングが行われており、それぞれ飲み比べるなど賑わいを見せていました。
日系企業ではUCCが大きなブースで出展しており、コーヒー豆やコーヒーメーカーなどを展示、そしてカフェとしてその場でコーヒーを楽しむことができました。
タイランド・ナショナル・ラテアート2019~2020チャンピオンが入れてくれるラテは人気でした。
タイのスーパーでもコーヒー豆が売られているスズキコーヒー。日本語ですがタイ資本の会社です。
ネスカフェのブースは、スタンディング形式のカフェです。
価格も50バーツ前後と約175円くらいでお得感があります。
コーヒーメーカーなどの機器販売のブースもたくさんありました。
Barista Intensive Course:コーヒーショップ開業を目指す方向けに、バリスタチャンピオンによるバリスタテクニックの講義が行われていました。
キャンプで過ごすようなエリアもあり、コーヒーを飲みながらくつろぎつつ、いろいろなメーカーのコーヒー関連商品を見ることができます。
新型コロナの規制緩和後で、それほど来場者は多くないだろうと思っていましたが、来場したのが土曜ということもあり盛況でした。
バリスタ技術のレクチャーなどのブースが多く、多彩なイベントでした。
将来カフェを経営したいと考えるタイ人は、アパレルショップを経営したいと希望する方と同じくらい多い気がします。
そのため、バイヤーやサプライヤーに限らず、一般の方にとっても関心のあるイベントだったのではないでしょうか。
※1タイバーツ=3.5円で換算
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