日系大手カレーチェーン店をはじめ、日本式のカレー専門店が多くあるバンコク。
特に若いタイ人に人気なのが2019年にオープンした「MAJI CURRY(以下、マジカレー)」です。
Google Mapsでのレビューが既に1000件以上、評価も4.6と高評価の同店について、今回は紹介します!
マジカレーは2018年創業と比較的新しいカレー店です。
カレー激戦区の東京・神田にて開催される、日本最大級のカレーの祭典「神田カレーグランプリ」において、開業7ヶ月という短い期間で優勝しました。
翌年の2019年10月にはタイ・バンコクにも店舗をオープン。
タイ以外にはシンガポールにも出店しています。
マジカレーがあるのは、ショッピングの中心地であるサイアム。
日本でいうと渋谷のイメージに近く、若い人でいつも賑わっているエリアです。
店舗は、若者向けのアパレルブランドなどが多く入店するショッピングモール「サイアムセンター」の2階にあります。
BTS(スカイトレイン)サイアム駅から直結と好立地です。
店内はJポップが流れ、ファミリーレストランのようなカジュアルな雰囲気。
女性1人でも入りやすいです。
週末のお昼に訪れた時は、店内は満席。
客層は、ほとんどタイ人の若者です。
カレーは、カレーソース(牛または鶏)、サイズ(SS~Lの4種類)、辛さ(5段階)を指定することができます。
サイズの範囲がSS(ご飯130g・ソース120g)~L(ご飯320g・ソース250g)と幅広いのがうれしいところ。
また辛さレベルは、最も低い“Standard”でも、ある程度の辛味があります。
日本ではキッズ向けに甘口があるようですが、タイでは主に大人をターゲットにしているようです。
こちらは、実際に神田カレーグランプリ優勝を獲得したメニューである、フォンデュソース掛けハンバーグカレー。
見た目は日本のオーソドックスなカレーです。
ひと口食べると、シンプルな中にもコクとうま味をじわじわと感じられるカレーソース。
コンセプトは“インドカレーのスパイシーさと日本式の煮込みを追求した、毎日食べたくなるカレー”だそうですが、まさに!
口当たりがよく、飽きの来ない味です。
フォンデュソースは別添えで提供され、自分で掛けるのですが、これがスパイシーなカレーと合わせるとマイルドな味わいになり相性抜群です。
個人的によく注文するのがオムカレー。
フォンデュソースと同じく、ふわふわの卵がカレーとよく合います。
カレーをより引き立たせてくれるのが、一緒に提供される付け合わせ。
福神漬け、紫キャベツのピクルス、フライドエシャロットの3種類です。
特に福神漬けは、厳選した野菜を独自ブレンドのうま味液に漬け込んでいるそうで、箸休めとしてぴったり。
ついついたくさん食べてしまいます。
カレー以外には、唐揚げやフライドポテト、サラダなどのサイドメニューも充実しています。
またマジカレーでは、1皿食べるごとに3バーツ(約11円)がセーブ・ザ・チルドレンに寄付されます。
おいしい食事をした上に、社会貢献もできるのはうれしいですね。
日本人街ではないサイアムにも日系飲食店は多くあるのですが、この辺りを訪れた際にはつい足を運びたくなるお店です。
毎日食べたくなるようなカレーのおいしさやカスタマイズできる注文方法に加えて、立地の良さ、入りやすさが総合的に評価されていると感じます。
■MAJI CURRY
住所:Siam Center, Unit C224, 2nd Floor, 979 Rama1 Road, Pathumwan, Bangkok
電話:+66-65-848-6143
営業時間:10:00~22:00
URL(日本):https://majicurry.com/
Facebook:https://www.facebook.com/majicurrythailand/
※1タイバーツ=約3.8円で換算
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