井上院長によると、日本発祥のローリング療法を施す治療院は、日本国内でも全国に70~80軒程度で、まだまだ少ないのが現状。
そんな中、ローリング療法の海外初の上陸先として、ホーチミンを選んだ理由は、かつて旅行で訪れた時に育んだ人々との縁によるものだったという。
開院にあたっては、初期投資は安く済むと踏んでいたが、実際ふたを開けてみれば、現地の法律や慣習など様々な問題もあり、当初の予想よりも、やや費用がかさんだとのこと。
開院して約1年。
主な患者は、やはり現地で働く日本人駐在員の男性。
それも、肩と腰の治療に来る患者が大半という。
1日当たりの患者数は、2~3人と横ばい状態だが、現在はスタッフの育成や“ローリング療法”の認知度向上を図っている段階にあるため、「今後数年を費やし、治療院として運営できれば…」と井上院長は語った。
“ローリング療法”を広めるということで、現在試みているのが、現地のスポーツ選手への施術だ。
これまでに、ベトナム人民軍所属の市代表テニス選手たちや地元の名門サッカーアカデミーで治療を行い、特にテニスチームでは、トレーナーとして、国内大会に帯同して治療を施した。
井上院長は、「実際に治療を受けてもらえれば、“ローリング療法”の効果に満足してもらえるはず。結局、口コミなどで知り合いの人に勧められるのが、来てもらう一番のきっかけになると思います。そういう意味でも、スポーツ選手たちの治療を通して、ベトナム人市場にも切り込んでいきたいと考えています。」と今後の目標について語ってくれた。
【店舗情報】
店名:コロコロファインローリング治療院(Coro Coro Fine Rolling Therapy)
住所:29 Thai Van Lung St., Dist.1 , HCMC,(東屋ホテル・タイバンルン2号店内)
電話:0904.386.403 (日本語)、0933.950.075(ベトナム語)
診療時間:10:00~24:00
WEB: http://r.goope.jp/corocorofine-vn
【治療内容】※1円=約200ドン
スタンダード治療(約80分):複数の箇所に及ぶ症状、重い症状を治療 1,800,000ドン
基本治療(約40分):一つの症状を主に治療 950,000ドン
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