ではどうしたら、「日本人限定」から「多国籍のお客様向け」となれるのでしょうか。
業種によっていろいろと違いはあるかと思いますが、共通して言えるのはやはり「言語」だと思います。
オーナーが日本語だけではなく、英語も流暢に話せるようになること、これはとても大事なことであり、日本人にとっては、日本特有の環境ゆえ、この壁は高いものと感じやすいといえます。
ですから、その言語の問題を克服し、多国籍の人々を歓迎できるような態勢を整えることが重要といえます。
また、店の作りも大事だと思います。
日本語だけでメニューなどが作成されていたら、外国の方はどう感じるでしょうか。
自分たちは、歓迎されていない、対象ではないんだという感覚を持ってしまうことでしょう。
潜在的なこの思いというものは非常に強いもので、こう感じてしまうと、誰か他の外国人に口コミで勧めるという可能性も極端に減ってしまうことになります。
ですから、店の作りに関しても、どのお客様を対象としているかというメッセージを一つ一つ丁寧に吹き込み、作りあげていくことが大事であるといえます。
その他、広告の方法、従業員、扱うメニュー、すべてにおいて、多国籍向けを意識して設定していく必要があります。
そのようにすることによって、多国籍のお客様すべてにメッセージとして歓迎の気持ちを伝えることができます。
言語・文化の問題は、とても強いもので、なかなかその垣根を超えることは実際には難しいです。
だからこそ大胆な発想が大切になってくるといえます。
次回は、「カンボジア人の所得水準の低さ」という観点から、カンボジアでの飲食業の秘訣に関してご説明させていただきますので、お楽しみに!
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