マレーシアで寿司、ラーメンに次いでトレンド入りしている焼肉店。
日本式、韓国式、あるいは日韓式と入り乱れており、新規出店も多い。
特に世界でも認知されている和牛(Wagyu)を提供する店は、基本的に高級店のカテゴリになることが多い。
(ただし豪産ブランドの和牛もあるので、全てが日本産ではない)
一般的な客層としては日本人、欧米人、ローカルの富裕層(中華系)がメイン。
再三お伝えしているが、マレー系(モスリム)は豚肉、インド系の一部は牛肉が宗教上の理由で禁忌となることが多いからだと思われる。
その焼肉店の中で最近人気なのが食べ放題(All-You-Can-Eat)の店。
メインである肉はテーブルバイキング(テーブルオーダー)、野菜、チャーハン、麻婆豆腐、唐揚げなど多彩なサイドディッシュはセルフといったスタイルで人気なのが日本式のROCKYU Yakiniku(ロックユー・ヤクニク)。
もともとはシンガポールで展開しており、マレーシア最大のショッピングセンターのワンウタマ(1 Utama)に初出店。
続いてクアラルンプールの中心であるブキッ・ビンタン(Bukit Bingtang)に2号店をオープンし、たちまち話題となった。
まず驚くべきはその値段設定。
平日ランチは11-17時まででRM39.90(約1,080円)、平日ディナーは17-23時まででRM49.9(約1,351円)、土日祝はランチ、ディナー共にRM49.9(約1,351円)。
なおドリンクは別料金となっている。
税(6%)と、サービス料(10%)は別途上乗せされる。
ちなみにマレーシアではチップは基本的に不要だが、飲食の際に税込でない場合はGST(6%)、さらに店によってはサービス料(10%)を加算されることもある。
集客力の高いモールへの出店をしているROCKYU Yakinikuだが、店内をのぞくと20代の若い世代が多く見られる。
若いカップルやグループ率が非常に高いのが特徴。
店内は薄暗く、おしゃれな作りではあるが、いわゆるラグジュアリーなお店ではない。
週末にはライブ演奏があり、定期的にDJが入ると告知されている。
そして日本式焼肉ということで、店内には日本のミュージックビデオが流れている。
食べ放題の制限時間は130分。
これ以降は10分ごとに料金がかかるシステムになっている。
注文は各テーブルに備えられたオーダーシートに数量を記入しスタッフに手渡すだけ。
このシンプルさも人気の秘密だ。
無煙ロースターで、店内には煙が充満せず、また服にも匂いがつきにくいのが特徴。
炭火の焼肉は「チャコールBBQ」と呼ばれている。
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