■フジグループ(http://www.fuji.co.th/)
タイにおける日本料理レストランのNo.1チェーンのフジレストランを核とするグループ。フジレストランはタイ国内で約100店舗を展開し、ミャンマーにも2店舗を展開している。ペットボトルの緑茶の飲料部門など多角化を図っている。
【主なブランド】
①COCO壱番屋
フジグループと株式会社壱番屋はタイでのフランチャイズ展開をするため合弁会社イチバンヤ ミッドウエスト アジア株式会社を設立し、2008年8月にタイ1号店をエスプラナードにオープンした。オープン当初、内外装にもこだわり、デートで使えるおしゃれなカレー店としてメディアで集中展開した。現在26店舗を展開している。
■S&Pグループ(http://www.sandp.co.th/)
タイ国内でS&Pレストランを展開し、冷凍食品の製造販売やケータリングサービスなど多角経営する公開企業S&P Syndicate Public Co.,Ltd.(設立:1973年 代表取締役:Pravesvudhi Raiva)。
【主なブランド】(S&Pグループを主語として記載しています。)
①とんかつまい泉
事業の多角化のためとんかつまい泉を展開する井筒まい泉株式会社とフランチャイズ契約を締結し、S&P Syndicate Public Co.,Ltd.の100%子会社としてS&P International Foods Co.,Ltd.を設立して、2012年12月にシーロムコンプレックスに1号店をオープンした。その後もサイアムパラゴン、エムクオーティエなど中心部の優良モールに出店し、現在8店舗を展開している。
従業員教育が行き届いており評価されている。
②梅の花
湯葉と豆腐の店梅の花の展開などを目的に株式会社梅の花と2014年12月にタイにおける合弁会社UMENOHANAS&PCo.,LTD.を設立。出資比率はS&P Syndicate Public Co.,Ltd.が60%、株式会社梅の花が40%。2013年9月に「和 梅の花」をオープンした。S&Pからの強い要望によりタラバ蟹をコースメニューに加たり、オープン前に多くのタイ人セレブを無料招待しヒアリングを重ねオープンに挑んだ。オープンしてしばらくは予約をしなければ入れない人気ぶりとなった。現在1店舗。
■MKレストラングループ(http://www.mkrestaurant.com/)
1986年に創業し、タイで430店舗を展開し、タイ人から一番親しまれているタイスキレストランMKを展開するレストラングループ。2013年にはタイ証券取引所に上場した。MKレストランの他、やよい軒、豚コツラーメンHakata、鉄板焼き宮崎、NaSiam、LeSiamなど600店近くのレストランを展開している。
①やよい軒
MK INTERFOOD CO.,LTD.が、「Hotto Motto(ほっともっと)」とごはん処「やよい軒」を展開する株式会社プレナスとよい軒を展開する株式会社プレナスとやよい軒のタイにおけるエリアフランチャイズ契約を締結し、2006年3月に1号店をオープンした。手ごろな価格の和食ファミリーレストランとして人気となり、現在、レストランとしてはフジレストランよりも多くタイ全土で129店舗を展開している。
なお、両社はシンガポールでも共同出資によるPRENUS&MK PTE.LTD.を設立し、やよい軒を展開している。
次回は、新興チェーンについてまとめます。
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