そんなこの夫婦の絶妙な連携とスタッフのちょこっと積極接客がこの店の人気の秘訣なのだが、お店のオープン時にはかなり苦労したとのこと。
当初はキンマー通りにお店を探していたが、家賃が高くお店も大きいので断念。
(キンマー通りは月約20万円前後の家賃が相場、リンラン通りは月12万円前後とのこと)
そこで日系レストランも多いリンラン通りに決定したという。
また家賃も三ヶ月分のデポジットの他、半年分を前払いしなくてはならず、オープン前の経済的負担も大きかったという。
また、サラリーマン需要を見込み正式な領収書を発行できるようにするため法人化しなければならず、その手続きも大変だったとのこと。
さらにはいわゆる袖の下的な支払いも少なくなく、当初は夫婦で喧嘩が絶えなかったそうだ。
そんな困難を乗り越えて手にした「鶴屋」は、オープンしてから半年。
最近ではお一人様の常連はもとより4~5名の小団体、休日は家族連れ、また日本人のみだった客層もベトナム人やその他の外国人に少しずつ幅を広げてきている様子で毎夜賑わっている。
日系レストランが多く、すでに激戦になっているベトナム・ハノイの飲食店事情。
この賑わいは、フレンドリーでちょこっと積極的な接客でガッチリお一人様族のハートをつかんでいるおかげかもしれない。
居酒屋鶴屋 Izakaya Tsuruya
住所:60 Linh Lang St., Ba Dinh Dist., Hanoi
電話:096 870 3335
営業時間:11:30〜14:00 / 17:30〜23:00 (L.O.)22:30
定休日:月曜日
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