パジャマが外出着として活躍しているように、近隣諸国と比べると一般市民のおしゃれ感度があまり高くないように見えるカンボジア。
それでも爪先に関しては、小さな子供から大人まで皆おしゃれを楽しんでいます。
ネイルを禁止するような宗教的な縛りがないことも関係しているのかもしれません。
カンボジアでネイルができる場所といえば、
1. ローカル市場内サロン、
2. マッサージ店・スパ、
3. 独立系サロン、の大きく3種類に分けられます。
小さな町の市場であっても、食料品店や日用品店などに混ざって大概存在するネイルサロン。
簡単なネイルケアの後、$1.0〜2.0程度でマニキュアまたはペディキュアを塗ってもらえる市場内サロンは、もはや数えきれない程あると言ってよいでしょう。
元来、手先が器用な人々が多いカンボジア人。
$1.0のネイルでも仕上がりはまったく問題ありません。
ただし、あやまって爪切りで指を切られたり、爪をライムで消毒されるといったことも日常茶飯事。
慣れない外国人はそのような状況に不安を覚えるかもしれません。
また、市場内サロンの多くがジェルネイルは非対応。
丁寧なネイルケアやジェルネイルを求める場合は、独立系サロンに足を運ぶ必要があります。
現在、プノンペンで日本人または日本で修行を積んだカンボジア人が経営する日系・親日サロンは全7店舗(筆者調べ)。
日系サロンはすべて美容室併設サロンで、施術はカンボジア人スタッフが行うことが多い状況。
日本人ネイリストは帰国などが相次ぎ、今ではほとんどいません。
一方、近年増えているのが、小綺麗なカンボジア人経営の独立系サロン。
外国人や富裕層が多く住む、およそ1km四方のボンケンコン1エリアだけでも、ここ1~2年の間に美容室併設店を含めると5店舗以上がオープン。
これらのローカルサロンの特徴は、日系・親日サロンに比べると料金が半額~半額以下でありながら、雰囲気がよく清潔な店内を有していること。
ジェルネイルに対応したサロンもあり、複雑なデザインのネイルもオーダー可能。
流暢な英語を話せるスタッフがおり、細かい点も問題なく伝えられるといったところでしょう。
今回ご紹介するローカルサロンは、2017年にオープンした「NAILS PALACE」。
ジェルネイルも対応可能で、カラーも充実。
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