2018月2月。プノンペン最高層(2018年4月現在)となる、39階建・地上188mのVattanac Capital Tower37階に、スカイバー「SORA」がオープンしました。
2014年に完成したVattanac Capital Towerは、高級ブランドブティク等が入居する商業施設棟を併設した複合タワー。
近年、コンドミニアム・商業施設等、高層ビルの建設ラッシュが続くプノンペンですが、今でも市内中心部を一望すると一段と目出つこちらのタワーは、プノンペンの経済発展を象徴するような存在と言えるでしょう。
完成後4年近くはプノンペン随一の高級オフィスビルとして利用されていましたが、2018年2月に、世界各地で最高級ホテルを運営するROSEWOOD HOTELグループが上層部14フロアに「ROSEWOOD PHNOM PENH」(5つ星ホテル)をオープン。
「SORA」は、当ホテルのダイニングフロアにオープンした形となります。
さかのぼること3年前の2015年。
プノンペンでスカイバーと言えば、22階建てのPhnom Penh Tower最上階のバーが最高層であり、独り勝ちと言った状況でした。
しかし、その後、東南アジア近隣諸国におけるブームに少々遅れながらも、ここ2〜3年でプノンペンにもスカイバーブームが到来。至るところでスカイバーを目にするようになりました。
最近完成したコンドミニアムやブティックホテルでは、総階数が10階程度とさほど高くない物件であっても、最上階にスカイバーを併設している物件が多くなっています。
これらのコンドミニアムやホテルのスカイバーは、大概居住者以外にも開放されています。
居住者の多くは外国人であっても、スカイバー顧客の多くはカンボジア人といったバーも見られるようになってきており、カンボジア人のスカイバー熱の高まりを感じることができます。
住宅街の狭い路地内に建設された比較的低層のスカイバーから見える夜景は、高層のバーから眺めるものと比べると、やはり少々劣ります。
それでも、夜風を浴びながら親しい人たちとグラスを傾けることが、ミドルクラス以上のカンボジア人にとって一種のステータスになりつつあるといえるでしょう。
スカイバーブームの中、市内を見渡せる最高の立地にオープンした「SORA」。
待望のオープン後は、宿泊客を含む外国人はもちろん、連日多くのカンボジア人顧客が訪れています。
最高級5つ星ホテルの中とあって、雰囲気も抜群。
ネオン輝く夜景を眺めれば、プノンペンの経済発展を肌で感じることができるでしょう。
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