マレーシアには、地元の人が大好きな飲み物があります。
それはライビーナ(Ribena)という飲み物です。
マレーシア人はレビナ、もしくはリベナとも発音しています。
ライビーナは赤紫色の飲み物で、パッケージにベリーのような絵が描かれているとおり、ベリー系の甘い味がします。
ライビーナはもともとイギリスで作られた清涼飲料水ですが、マレーシアでも多くの家庭で愛されている飲み物です。
筆者自身もマレーシアに来て、ライビーナの存在を知ることとなりましたが、きっかけは友人の家で出されたことです。
マレーシアの家庭では当たり前のように飲まれているライビーナについて、ローカル流の飲み方やちょっと大人の飲み方をご紹介します。
基本的なライビーナは、濃縮されたボトルの状態で売られています。
それを水や炭酸水で薄めて飲みます。
希釈の加減は好みで調節します。
それ以外にも、水で薄める必要が無く、すぐに飲める状態のライビーナが紙パックやペットボトルに入って売られていますし、最近は炭酸が入ったスパークリングライビーナまで売られています。
また、個人的にオススメなのがライビーナのグミです。
グミの硬さやライビーナの味が絶妙で、サイズもちょうどいいのでカバンに入れておくのにオススメです。
味も様々で、オリジナルの味からベリー味、オレンジ味、アップル味など何種類もあります。
ローカルの友人(40代前半)に聞いたところ、彼女が子供の時にはライビーナは一種類だけで、だんだんと色々な種類が出るようになったそうです。
そんな彼女にとってライビーナは子供の頃から慣れ親しんだ味。
30年以上前からマレーシア人の間で定着し、今でも愛されていることを実感しました。
私たちは友人で集まった食事会やお茶会の時にコーラーを飲むことがありますが、それと同じような感覚でライビーナを飲みます。
例えば、ケーキやスナック菓子などのおやつと一緒に飲むこともありますし、(ホームパーティーの時などは)食事とあわせて飲むこともあります。
コーラーのボトルと一緒に、大量に作ったライビーナの瓶が置かれていることも。
また、マレーシアのフードコートやママショップ(昔ながらのマレーシアの飲食店のこと)でもライビーナを注文することができます。
このように、コーラーやファンタと同じ感覚で普通に受け入れられています。
そんな中でも特にローカルに人気の飲み方があります。
それはスライスしたレモンを入れて飲むことです。
作り方は簡単。
レモンをスライスし、ライビーナや氷を入れます。
そこに水、もしくは炭酸水を注いだら完成です。
ライビーナは甘いので、レモンの酸味が入ることですっきりとした飲み心地になります。
暑いマレーシアでも爽やかに飲むことができる、オススメの方法です。
ライビーナにウォッカかホワイトラム酒を入れて飲むことです。
とても美味しいカクテルが出来上がります。
これは、マレーシアに在住している日本人の友人から教えてもらった飲み方です。
筆者は、個人的にライビーナは日本人のカルピスと同じようなものだと感じています。
濃縮液の状態のものに水や氷を入れて飲むという飲み方もそうですし、子どもから大人まで幅広い年齢層の人に、長年に渡って親しまれているという点もそうです。
マレーシアのカルピス、ライビーナはマレーシア中どこに行っても見かけます。
ローカルの人が愛するライビーナをぜひ試してみてください。
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