世界中のワインを20年に渡りベトナムの消費者へ提供し、ベトナム全土に16店舗、カンボジアに1店舗を構えているRed Apron。
同社で、ハノイにあるLingh Lang店、Xuan Dieu店、Ciptura店の3店舗をキーアカウントマネジャーとして統括しているのが、フランス人のセシル・レセフ(Cécile Lecerf)さんです。
フランスで「国際市場におけるワイン」の修士課程を修了した後、大阪の関西大学で6ヶ月間フランス語を教えながら日本のビジネスなどを学ばれたそうです。
今回はセシルさんが統括しているうちの1店舗、Red Apron Linh Lang店にて、ベトナムで働く魅力やおすすめのワインについてお話を伺いました。
筆者:Red Apronについて教えていただけますか?
セシル氏:Red ApronはCelliers d’Asieというワイン卸業者の子会社として、1999年に創立されました。
個人客向けにワインを販売しており、レストランなど、数が多い卸売はCelliers d’Asieが担当しています。
1999年に第1号店がハノイに誕生して以来、20年ほどで店舗数は16店に増加し、ホーチミンやダナン、ホイアン、フーコックにも店舗があります。
筆者:ベトナム移住までの経緯を伺えますか?
セシル氏:日本に6ヶ月住んでとても気に入ったので、初めは日本でワインに関連した仕事を探していたのですが、なかなか自分に合いそうなものを見つけられませんでした。
そんな時、Red Apronの募集を知り、自分のキャリアを生かせそうだと思い、応募して面接を受けました。
最初の1年間はインターンでしたが、2019年1月からは正社員として働いています。
筆者:Red Apron ではどんな仕事をしていますか?
セシル氏:店舗には17ヶ国から集めた2000種類以上のワインがあるので、お客様のご要望に合ったワインを見つけるお手伝いをするのが私の仕事です。
もう一つの重要な仕事は、ベトナム人スタッフの教育です。
ベトナムのワイン文化はまだ歴史が浅く、ワインがブドウからできていることさえ知らない人が多いです。
新しいスタッフには1対1で、ワインの製造方法やラベルの読み方など、本当にいちから教えています。
それから、異なる産地のワインを毎週プロモーションワインとして提供しているのですが、その産地についても毎週全スタッフに教育しています。
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