インドネシア人は、とにかく麺料理が好き。
現地のスーパーマーケットやコンビニエンスストアへ足を運べば、店の棚に種類豊富なインスタント麺が陳列されている様子が目に入るでしょう。
インドネシア語で「麺」を意味する「ミー」には、あらゆる調理方法が存在し、古くからインドネシア現地の人々に愛されています。
油で炒めたミーゴレンや、肉団子とともに提供されるミーバッソなど。
インドネシアへ訪れた際は、ぜひ一度レストランやワルン(食堂)で味わってみてはいかがでしょう。
今回はそんなインドネシアの麺料理の中でも、Bakmi(バッミー)専門店の「Bakmie MG Express」を紹介します。
Bakmiとは、中国からインドネシアへ伝わった麺料理の一つ。
麺に独特の食感やのど越しを与える「かん水」と小麦粉を練り合わせた中華麺に、インドネシア風スパイスで味付けをした料理になります。
Bakmiは昔から多くのインドネシア国民に愛されていますが、中国から伝わったという歴史的背景から、特にジャカルタのような大都市のチャイナタウンで人気が高いことで知られています。
色は白色か黄色、太さはラーメンとうどんの中間程度が標準的なBakmiの麺となります。
麺と一緒にお好みの具材、スープがセットで提供されるのがこの料理の特徴です。
食べ方は、セットのスープを麺の入った器に加えていただきます。
味の濃度はスープの量で調整。
濃い味が好みなら少なく、薄味がいいならスープをすべて入れます。
今回訪れたのは、バリ島の中心街・レギャンエリアから少し外れた通りに位置する「Bakmie MG Express」という小さなお店。
ローカル向けの食堂やお土産屋が並ぶデウィスリ通り沿いを歩けば、赤レンガで建てられた開放的な飲食店が見つかります。
看板に「MG」と書かれたこのお店が、Bakmi専門店として密かな人気を集めるBakmie MG Expressです。
こじんまりとしていますが、連日常連客で賑わいます。
入り口には、黄色と赤のカラフルな配色のかわいらしい屋台があります。
この小さな屋台でBakmiを調理しています。
店内はテーブルが12席ほどで、ランチやディナーの時間帯にはローカルのインドネシア人で満席です。
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