【目次】
ー 塩分と水分を最適に配合したたれに、厳選した柔らかい鶏肉を漬け込むことでうま味が凝縮され、しっかりと味も染み込んだジューシーな唐揚げが大人気の「からあげやカリッジュ」。小椋社長が飲食業界に入られた経緯を教えてください。
母子家庭だったので、母親は日々多忙でした。そのため、子どものころは、私がよく食事の用意をしていました。料理に慣れ親しんで育ったこともあり、中学を卒業後、料理の専門学校に入学し、イタリアンを専攻。1度だけ飲食業ではない職に就いたことがありましたが、それ以降は10年以上飲食の道を進んでいます。
ー イタリアンを専攻されていたのですね。
専門学校での専攻はイタリアンでしたが、独立するまでに和食やフレンチ、中華などさまざまなジャンルの飲食店で経験を積みました。大手企業の新規店舗立ち上げをしていた時代もあり、運営・経営にも携わりました。
ー 豊富な経験から「唐揚げ」をセレクトされた理由とは?
「働く母親を応援したい」という想いからです。働く母親は、本当に大変です。仕事はもちろん、自宅に帰ってきてからも洗濯や食事などのたまった家事をこなして、休む時間はほとんどありません。幼少期から公私ともに忙しそうな母親を見てきたので、「働く母親」の一助となりたいと、ずっと思ってきました。いろいろ考えた末、「唐揚げなら、おかずの1品になる」と思いつき、2010年に地元の愛媛県新居浜市に唐揚げ持ち帰り専門店「からあげやカリッジュ」をオープンしました。
ー オープン後、周囲の反応はいかがでしたか?
地元に出店したということもあり、知人をはじめ多くのお客様にご来店いただきました。翌2011年には愛媛県松山市にフランチャイズ(以下FC)店をオープン。約2年で10店舗ほどに拡大しました。
ー 2年で10店舗!驚異的な展開スピードですね!
2014年には日本唐揚協会主催の「第4回からあげグランプリ」で金賞、全国から選りすぐりの揚げ物が集結する「あげあげサミット」で優勝と、両イベントで高評価をいただき知名度が向上しました。「あげあげサミット」で優勝した際には、関西テレビ『ウラマヨ!』に10分以上取り上げていただき、一気に客足が伸びました。改めてメディアの影響力を感じた出来事でしたね。
ー その後も順調に客足、店舗数ともに増加したのでしょうか?
ご来店いただいた方から「出店したい」というお話しをいただく機会が増えました。海外に関しては沖縄店が窓口になって、そこからお話をいただくことが多いです。
現在、海外店舗としては、2018年に出店した台湾の他、2020年8月に香港でオープンする予定がありますが、どちらも沖縄の店舗に現パートナー様がいらっしゃったことがきっかけです。
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