ベトナム全土で大人気の日系イタリアン「Pizza 4P’s(以下、4P’s)」。
ベトナム中南部の高原地帯の街・ダラット産の自家製チーズ、和とイタリアンを折衷したメニュー、職人が1つ1つピザを手作りするスタイルに定評があります。
2011年にホーチミンの日本人街として有名なレタントンにオープンし、現在はベトナム国内に21店舗を展開しています。
今回はダナンのHoang Van Thu店の看板娘・タオ・チンさんをご紹介します。
NGUYEN THI THAO TRINH (グエン・ティー・タオ・チン)
1994年生まれ、26歳です。
ベトナム中部、ダナン市出身。
入社研修時から優秀で、一般のサービススタッフから始まり、サービストレーナー、リーダー、スーパーバイザー、アシスタントマネージャー、アクティングマネージャー(マネージャー代理)を経て、2020年12月にマネージャーに昇進。
経験者ではなく、一般スタッフからの入社から約4年でマネージャーになるというのは、4P’s社内ではかなり早い出世です。
まずはお仕事姿から!
〜4P’s就職以前は何をしていましたか?〜
大学卒業後、Pizza 4P’s Hoang Van Thu(ピザ・フォー・ピース・ホアン・ヴァン・チュー)店に入社しました。
大学在学中は、地元のカフェやレストランで接客のアルバイトをしていました。
~日系企業(4P’s)で働きたいと思ったきっかけは?〜
「Pizza 4P’s」ダナン店がオープンして2ヶ月後、4P’sに関する記事を読んだんです。
そこにはハノイやホーチミンでとてもはやっており、2~3ヶ月前から予約しなければならないということが書かれていて、とても驚きました。
ベトナムではパーティーといった大きな会食などを除き、食事をするために席を予約するという文化がなかったので、この企業はどのようにお客様にアプローチしているのだろうと興味を持ったのがきっかけです。
また日系企業ということでベトナムや他国とは違った、細やかなサービス文化についても学びたいと思いました。
~現在の業務内容を教えてください〜
4P’sに入社して4年経った2ヶ月前にマネージャーに就任しました。
売上やスタッフの管理、お客様のケアなど店舗運営に関する全般を行っています。
〜仕事をしていて楽しいことは?〜
料理について、お客様に詳しく説明しているときです。
4P’sはチーズや有機栽培野菜など、自社製品の食材が多いので、自分が勉強したことや企業として誇れることをお客様にお伝えすることが楽しいです。
〜では、大変なことは?〜
ダナンは観光都市なので、新型コロナの流行以前はさまざまな国からお客様がいらっしゃっていました。
国籍が異なれば、文化の違いから好みの味や求めるサービスなどが変わります。
全てのお客様に満足してもらうための工夫が難しかったですね。
例えば、同じアジアでも、韓国と日本のお客様では満足するポイントなどが違うので、それぞれの国の文化に合ったサービスを心掛けています。
ダナンの4P’sではオーダーを受けたらお客様の国籍情報を厨房に共有し、それに応じてピザの焼き加減やパスタのゆで加減を変えているそうです。
次ページではタオ・チンさんのプライベートを紹介します!
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